復活狙う40歳の中日・山井大介と35歳のホークス摂津正。ベテラン2人が22日に今季初先発

Full-Count 福谷佑介

2018.5.21(月) 22:17

福岡ソフトバンクホークス・摂津正と中日ドラゴンズ・山井大介(C)Full-Count
福岡ソフトバンクホークス・摂津正と中日ドラゴンズ・山井大介(C)Full-Count

山井はチームメートの岩瀬に次ぐ球界2番目の年長投手

21日に発表された22日の予告先発投手。その中に、2人のベテランの名前があった。中日の山井大介投手、そして福岡ソフトバンクの摂津正投手。5月10日に40歳を迎えた山井は横浜DeNA戦(横浜)で、6月1日で36歳となる摂津は埼玉西武戦(ヤフオクD)で、ともに今季初先発となるマウンドに上がる。

不惑となった山井は球界で8番目の年長者。43歳の岩瀬仁紀、上原浩治、42歳の松井稼頭央、福浦和也ときて、41歳の新井貴浩、福留孝介、40歳の荒木雅博に続く。投手では、チームメートである岩瀬、今季メジャーから巨人に復帰した上原に次ぐ球界3番目の年長である。2007年の日本シリーズでの継投による“完全試合"は広く知られ、2013年にはノーヒットノーランも達成したベテラン右腕である。

今季の山井は主力中心の沖縄・北谷でキャンプを送ったものの、練習試合やオープン戦で結果が出ずに2軍で開幕を迎えた。ウエスタンリーグでも開幕当初はなかなか思ったような結果を残せていなかったが、徐々に復調してきた。

5月6日のオリックス戦(ナゴヤ)で5回4安打1失点と好投すると、5月17日の広島戦(ナゴヤ)でも5回5安打1失点と2試合連続の好投。そこから中4日という強行軍となるが、今季初先発で結果を出せるか。

中日は新加入の松坂大輔が2勝をマークし、岩瀬も勝利の方程式の一角を担って14試合に登板。吉見一起も4試合に先発し、防御率2.52と上々のピッチングを続けている。ベテラン投手がそれぞれに存在感を発揮しているだけに、ノーヒットノーランを達成した横浜で、山井も“頼もしきおじさん達"に加わりたいところだ。

摂津は右前腕部の張りで登録を抹消された千賀の代役に

かつて福岡ソフトバンクの絶対的エースだった摂津も今季初先発だ。千賀滉大が右前腕部の張りで登録を抹消。出来た穴を埋めるべく、ファームで牙を研いてきた右腕に白羽の矢が立てられた。

2009年の入団から中継ぎとして2年連続70試合に登板した摂津。先発に転向した2011年からは5年連続2桁勝利をマークし、長らく福岡ソフトバンクを支えてきた。だが、若手投手陣たちの成長など様々なチーム事情も絡んで出番を減らし、2016年、2017年と7試合の先発にとどまった。昨季はプロ入り後初めて1軍での白星なしに終わった。

摂津も開幕をファームで迎え、ここまで2軍での登板を重ねて1軍へのチャンスを伺ってきた。直近の登板は5月12日のオリックス戦(東大阪)。この時は5回3安打3失点だったが、5日の広島戦(タマスタ筑後)は6回3安打無失点、4月28日の中日戦(ナゴヤ)では7回4安打1失点と好投が続けていた。

故障者続出に苦しむ福岡ソフトバンク。左肩違和感の和田が不在で、東浜やバンデンハークといった柱もイマイチな投球が続いている。そんな中での千賀の離脱。チーム状況からいえば、若手にチャンスを与えているほどの余裕はないところだろう。初先発の摂津にかかる期待は大きい。

ともに今季初先発となる山井と摂津。ただの1試合ではない。2人にとっては、今季の、そして今後の選手生活を左右する重要な意味を持つ試合となるかもしれないだけに、2人の意地の投球に期待したいところだ。

記事提供:Full-Count

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