甲斐拓也が逆方向への一発! 打線がつながった福岡ソフトバンクが勝利

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2022.3.4(金) 20:49

福岡ソフトバンクホークス・甲斐拓也選手(C)パーソル パ・リーグTV
福岡ソフトバンクホークス・甲斐拓也選手(C)パーソル パ・リーグTV

 3月4日、PayPayドームで行われた福岡ソフトバンクと千葉ロッテのオープン戦は、5対2で福岡ソフトバンクが勝利した。

 福岡ソフトバンクは1回裏、先頭の三森大貴選手が敵失策で出塁すると、2番・今宮健太選手が犠打でチャンスを演出。すると、3番・柳田悠岐選手が適時二塁打を放ち、本人も「チームとして、いい点の取り方ができたと思います」と理想の形で先制に成功した。

 3回裏には先頭の9番・甲斐拓也が逆方向に本塁打を放ち追加点を挙げる。さらに4回裏には、6番・松田宣浩選手が今日2本目の安打で出塁すると、2死3塁から8番・真砂勇介選手が適時打を放ち、リードを広げた。

 福岡ソフトバンクの先発は大関友久投手。初回は千葉ロッテの1番・池田来翔選手に安打を許すが無失点に抑える。その後は安定感のある投球で、3回35球2安打2奪三振無失点の内容でマウンドを後にした。4回表からは2番手・大竹耕太郎投手が2イニングを完璧に抑える投球を見せると、5回裏に1死2、3塁から4番・グラシアル選手が2点適時二塁打を放ち、5対0で試合を折り返した。

 6回表も大竹投手が続投したが、1死から9番・高部瑛斗選手に内野安打を許すと、1番・池田選手の適時打二塁打で1点を返される。さらに1死3塁から、2番・藤原恭大選手の犠飛で点差は3点に。

 7回以降は中村亮太投手、嘉弥真新也投手がそれぞれ1イニングを無失点でつなぐと、最終回は椎野新投手が抑えて試合終了。勝利した福岡ソフトバンクは、甲斐選手の一発や得点圏で主軸が勝負強さを発揮して得点を重ねた。敗れた千葉ロッテは池田選手と高部選手が2安打を放つ活躍を見せたが、先発・本前郁也投手が3回2失点など、投手陣が踏ん張り切れなかった。

  123456789 計
ロ 000002000 2
ソ 10112000X 5

ロ ●本前郁也-東妻勇輔-成田翔-小野郁-鈴木昭汰
ソ ○大関友久-大竹耕太郎-中村亮太-嘉弥真新也-S椎野新

文・木村圭

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