五十幡亮汰(いそばた・りょうた)/外野手
#50/1998年11月27日生まれ
171cm・65kg/右投左打
佐野日本大学高校から中央大学を経て、2020年のドラフト2位で北海道日本ハムに入団。中学時代には野球で日本代表に選出されたほか、陸上でも活躍した。中学3年時の全国大会では、サニブラウン選手を抑えて短距離2冠を達成。高校卒業後、中央大学では東都大学野球リーグでベストナインに2度選出されるなど頭角を表し、ドラフト指名を受けた。
ルーキーイヤーの2021年は5月7日に一軍登録されると、当日の試合で9回にセンターの守備に就き、プロ初出場を果たした。さらに5月9日の東北楽天戦で初安打を記録すると、初盗塁含む2盗塁をマーク。5月23日には地元・埼玉でうれしいプロ初本塁打を放った。
打率.286とバッティングでも結果を残していたが、6月8日に左脚を痛めて離脱することに。その後9月29日の試合で一軍復帰も、以降の試合は無安打に終わった。最終的に一軍での出場は27試合にとどまり、打率は.225。しかし、そのなかで9盗塁と存在感を示した。
2022年は長年外野の主力だった西川遥輝選手が東北楽天へ移籍し、定位置を確保する絶好の機会である。キャンプでは持ち前の快足だけでなく、見事な返球を見せるシーンも。このままレギュラーの座をつかみ取り、ファイターズの新たなスピードスターとなるか。
【2021年一軍成績】
27試合 84打席18安打1本塁打5打点2四球 打率.225 出塁率.244 OPS.569
文・矢澤拓郎
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2021年5月23日の試合で、7回表にプロ初本塁打を放った五十幡選手。好調だっただけに、けがでの離脱が悔やまれた。
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