今年は埼玉県内で調整「日本で自分を試したい気持ちはずっとある」
オリックスは18日、元北海道日本ハムの中村勝投手が19日からテスト生として宮崎で行われている春季キャンプに練習参加することを発表した。
中村は2009年のドラフト1位で北海道日本ハムに入団。2014年には8勝をマークするなど将来のエース候補として期待されていたが2017年7月に右肘のトミー・ジョン手術。2018年に復帰したものの、2019年は1軍1登板に終わって同年オフに戦力外通告。2020年は豪州で現役続行。2021年はメキシカンリーグに挑戦し、9試合登板して8勝0敗、防御率3.25。最多勝と最高勝率のタイトルを獲得し、最優秀投手にも選出されていた。
今年は3年ぶりのNPB復帰を目指し、地元・埼玉県内で調整を続けていた。海外でもプレーし着実に成長を遂げている右腕は「投げている感覚は日本時代の一番いい時より良いと感じています。日本で自分を試したい気持ちはずっとある。もし、そういうお話をいただけるなら」と語っていた。
山本、宮城、田嶋ら強力投手陣を誇るオリックス。中村は春季キャンプで結果を残し、再びNPBのユニホームを着ることができるのか、注目が集まる。
(Full-Count編集部)
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