連勝中のオリックスと連敗中の埼玉西武。上位打線の活躍が勝敗を分ける

パ・リーグ インサイト

2018.5.19(土) 09:32

オリックス・バファローズ 小田裕也選手(C)PLM
オリックス・バファローズ 小田裕也選手(C)PLM

5月19日、13時からほっと神戸で行われるオリックスと埼玉西武の7回戦。オリックスは前カードの対千葉ロッテ戦で2連勝。5月に入ってから8勝6敗と勝ち越している。

一方、いまだ首位につけている埼玉西武だが、5月に入ってからは5勝8敗と負け越し中。2位の北海道日本ハムに3ゲーム差まで詰め寄られている。好調なオリックスが首位の埼玉西武を迎え撃つ19日の試合。ほっと神戸で繰り広げられる一戦の見どころを挙げていく。

【今季対戦成績】
オリックス→2勝4敗、埼玉西武→4勝2敗

【オリックス】山岡投手 7試合、2勝4敗 42.1回、37奪三振、17失点 防御率2.98
【埼玉西武】多和田投手 7試合、6勝1敗 45回、28奪三振、19失点 防御率3.60

予告先発はオリックスが山岡投手、埼玉西武が多和田投手だ。山岡投手は先発した7試合のうち6試合でクオリティ・スタートを達成しており、安定した投球を続けている。4月15日に6回無失点の好投を披露したほっと神戸で再び勝利をつかみたい。

一方の多和田投手は自身開幕6連勝と波に乗っていたが、前回登板の千葉ロッテ戦でまさかの5回途中7失点。大量失点で今季初黒星を喫した。今回の登板では本来の姿を取り戻して、失速しつつあるチームをその腕でけん引したい。

19日の試合、オリックスの打線では宮崎選手と西野選手に注目。17日の試合に1番・中堅でスタメン出場した宮崎選手は今季初安打を含むマルチ。2番・三塁でスタメン出場した西野選手は3打席連続安打。なかなか上位打線が固定できなかったオリックスだったが、一軍に合流したばかり2人が穴を埋める活躍を見せてくれた。19日も両選手の活躍に期待だ。

埼玉西武は前カードの北海道日本ハム戦で、2試合連続完封負けと打線が沈黙。そんな打線の復調のカギを握る選手として秋山選手の名前を挙げたい。リーグ2位の打率.351をマークしている秋山選手だが、ここ2試合は無安打に終わっている。

2番を打つ源田選手の調子が良いだけに、秋山選手の調子が戻れば、打線も本来の得点力を取り戻せるはず。獅子打線のリードオフマンとしてしっかり役割を果たし、後ろにつなげることができるか。秋山選手の活躍が打線復調のカギを握っている。

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