鴎と鷹の外国人投手対決。バンデンハークは安定感を取り戻せるか

パ・リーグ インサイト

2018.5.19(土) 09:31

千葉ロッテマリーンズ・中村奨吾選手(C)PLM
千葉ロッテマリーンズ・中村奨吾選手(C)PLM

5月19日、14時からZOZOマリンスタジアムで行われる千葉ロッテと福岡ソフトバンクの第6回戦。18日の試合は涌井投手が7回2失点と粘り、救援陣も好リリーフを見せた千葉ロッテが接戦を制した。千葉ロッテが2連勝でカード勝ち越しを決めるか、福岡ソフトバンクが連敗を止めるか。19日の試合の見どころを挙げていく。

【今季対戦成績】
千葉ロッテ→1勝4敗、福岡ソフトバンク→4勝1敗

【千葉ロッテ】ボルシンガー投手 5試合、3勝1敗 29.2回、23奪三振、10失点 防御率2.43
【福岡ソフトバンク】バンデンハーク投手 6試合、3勝3敗 35.1回、35奪三振、24失点 防御率6.11

予告先発は、千葉ロッテがボルシンガー投手、福岡ソフトバンクがバンデンハーク投手だ。ボルシンガー投手は前回登板の埼玉西武戦で6回1失点の好投を披露して、3勝目を挙げた。防御率1.35と相性が良い本拠地での登板でチームを連勝に導きたい。一方のバンデンハーク投手は、防御率6点台といまだ苦しい投球が続いている。今回の登板では球数に気を付けて長いイニングを投げたい。

千葉ロッテは18日の試合で1番・荻野貴選手、2番・藤岡裕選手、3番・中村選手の上位打線全員が2安打を放つ大活躍を見せた。藤岡裕選手は2得点という素晴らしい働きで、中村選手は決勝打を放っている。このまま調子が上がってくれば厄介な上位打線になるだろう。19日の試合でも、幕張の機動力トリオに期待したい。

福岡ソフトバンクは18日の試合で10安打を放つも、つながりを欠いてわずかに2得点。序盤以降、涌井投手を捉えきれず敗戦した。3連敗を避けたい19日の試合は、デスパイネ選手、松田選手に注目だ。徐々に状態を上げてきているが、打率はいまだ2割前半と本来の調子とは言い難い。

22試合連続安打中の柳田選手の後ろを打つ2人が本領を発揮すれば、得点力は格段に上がるはず。主軸を任されている選手たちの活躍に期待したい。

記事提供:

パ・リーグ インサイト

この記事をシェア

  • X
  • Facebook
  • LINE