19日、札幌ドームで行われる北海道日本ハムと楽天の3連戦2戦目。18日の初戦は、6投手のリレーで北海道日本ハム打線を封じた楽天が完封勝利を飾った。このままカード勝ち越しを決めるか、北海道日本ハムが勝敗を五分に持ち込むか。この一戦の見どころを挙げていく。
【今季対戦成績】
北海道日本ハム→4勝2敗、楽天→2勝4敗
【北海道日本ハム】有原投手 5試合、4勝1敗 30.2回、28奪三振、17失点 防御率4.99
【楽天】則本投手 7試合、3勝3敗 48.1回、48奪三振、24失点 防御率4.28
予告先発は北海道日本ハム・有原投手、楽天・則本投手の両エースとなっている。有原投手は防御率こそ4点台後半ながら、直近3連勝中とチームを勝利に導く投球が続く。ただ登板5試合で被本塁打6はやや多い。前回登板の福岡ソフトバンク戦でも、初回から中村晃選手、柳田選手に一発を浴びて先制を許した。今季初対戦となる楽天打線に対しても、一発長打を警戒していきたいところだ。
対する則本投手は、前回登板で今季初となる完封勝利。9回107球を投げ、被安打はわずかに1、9つの三振を奪う快投を見せた。今季、未だ対戦のない北海道日本ハムを相手にする19日もエースらしい投球に期待がかかる。
18日の試合では、散発5安打の無得点に終わった北海道日本ハム。ここ4試合は得点が0、2、1、0と活気がない。そんな打線の起爆剤として期待したいのが近藤選手だ。故障で戦線を離脱していた近藤選手は、15日の埼玉西武戦から復帰。しかし、復帰後11打席で未だ快音は聞かれず。10打数無安打という結果に終わっている。復帰4試合目となる19日の試合、3番に座る巧打者が復活ののろしを上げられるか。
一方、4試合ぶりの2桁安打で活気を取り戻した楽天打線。敵地の北海道日本ハム戦で、貴重な役割を果たしているのがペゲーロ選手だ。5月3日の同カードで先制本塁打を放つと、18日も均衡を破る決勝ソロと、札幌ドームでは2試合連続の本塁打を放っている。主砲が再びアーチを描いてチームを3連勝に導くことができるか、注目である。
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