ルーキーイヤーの昨年は4勝7敗の成績を残した
開幕から2軍で調整している千葉ロッテ2年目の佐々木千隼投手が、18日ZOZOマリンスタジアムで行われたイースタンリーグ対横浜DeNA戦で先発。4月10日の楽天戦以来となる先発登板だったが、5回3安打無失点の好投を見せチームの勝利に貢献した。
一時体調を崩し、実戦から離れていたが、5月4日の東京ヤクルト戦で1イニング、11日の北海道日本ハム戦で2回2/3を投げ順調に調整をこなし先発にこぎつけた。「いいボールと、悪いボールがはっきりしている。取り組んでいることが、出せてる部分と出せてない部分がある。出せてる部分の確率をあげること」と佐々木。
終始一貫したテーマは、腕を振って、強い真っすぐを投げることで「スピード、球の強さも出始めている」と一時のどん底状態からは脱しているようだ。
涌井、石川の2枚看板も石川は5月に入って3連敗。新外国人ボルシンガーを含め、あとに続く先発陣も固まっていないだけに、昨年4勝7敗のドラフト1位右腕が、いまだファームにいるのはチームにとっては痛いところだ。
ドラフト5位ルーキーの渡邊はプロ初登板初先発となった17日のオリックス戦で5回3失点(自責1)と粘りの投球を見せ、次回の先発につなげた。佐々木は「(渡邊が)投げているのを見て、焦るわけではないが、早く(1軍で)投げたい思いはある」とルーキー右腕に刺激を受けていた。
記事提供: