11月12日、3勝1分で「パーソル CS パ」優勝を決めたオリックス。試合後、中嶋聡監督、吉田正尚選手、小田裕也選手、山本由伸投手が出席し、優勝記者会見が行われた。日本シリーズ進出が決まった現在の心境と、意気込みをそれぞれが語った。
以下、共同記者会見での吉田正尚選手のコメント全文。
ーー日本シリーズ進出おめでとうございます。
「ありがとうございます」
ーー今のお気持ちはいかがでしょうか。
「うれしいです」
ーー本当によく戻ってきてくださったなと思うのですが、あらためてこのクライマックスシリーズファイナルステージ、どんな気持ちで準備して戻ってこられたのでしょうか。
「優勝が決まって11月10日、ファイナル(ステージ)というところで自分で逆算じゃないですけども、イメージしながら立ってプレーできるように準備は心掛けていました」
ーーそのなかで実際にプレーして、手首の状態はどうだったのでしょうか。
「自分の思い描くようなスイングだったり打球にはまだ程遠いなとは思いますけども、出てる以上はやっぱり責任もってチームになんとか貢献したいというのはあるので、やれる範囲でベストを尽くすことだけを考えていました」
ーーそのなかでも連日ヒットを打って大きな仕事をされたと思うのですけれども、痛みだったりとか、実戦感覚のブランクはどう乗り越えられたのでしょうか。
「ゲームの中で、いろいろ今までの経験だったり新しく感じることもあると思いますけど、その中で対応していくしかないと思いますので」
ーー短期決戦の雰囲気、緊張感というのはいかがでしたか。
「緊迫したゲームで、みんなが準備をして勝ちにつながっているので、『全員で勝つ』というテーマの通りだったと思います」
ーーレギュラーシーズンでは、終盤悔しい思いをしながら外からご覧になっていた部分もあったと思いますけれども、今度はグラウンドで勝利を分かち合えたり、突破の試合を一緒に戦うことができた。この辺りはいかがですか。
「もう一回日本シリーズという舞台を勝ち取れましたので、そこで最後優勝して、日本一で締めたいなと思います」
ーー京セラドーム大阪にも久しぶりに上段までお客さんが集まっての野球ということになりましたが、ホームの雰囲気というのはいかがでしたか。
「たくさんのファンの方に入っていただき、制限もある中での声援ではありますけど、そういうのは選手に伝わっていますので、引き続き熱いご声援をお願いします」
ーーいよいよ日本一決定戦の舞台となりますけれども、吉田正選手にとってはSMBC日本シリーズ2021、どんな舞台ですか。
「初めてなので勝つことを一番に考えて、個人よりもチームが勝つという目標に向かって、しっかりこの1週間準備したいと思います」
ーーファンのみなさんへメッセージをお願いします。
「また日本一に向けて必死に戦いますので、応援よろしくお願いします」
関連リンク
・11/12 試合の詳細/動画はこちらから
・中嶋聡監督試合後インタビュー
・【パーソル CS パ優勝会見】中嶋聡監督コメント
・【パーソル CS パ優勝会見】小田裕也選手コメント
・【パーソル CS パ優勝会見】山本由伸投手コメント
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