小田裕也が劇的タイムリー! オリックスが3勝1分で日本シリーズ進出を決める 

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2021.11.12(金) 21:46

オリックス・バファローズ・小田裕也選手(C)パーソル パ・リーグTV
オリックス・バファローズ・小田裕也選手(C)パーソル パ・リーグTV

 11月12日、京セラドーム大阪で行われたオリックスと千葉ロッテの「パーソル CS パ」ファイナルステージ第3回戦は、3対3で引き分けに。オリックスは、シリーズ戦績を3勝0敗1分とし、「SMBC日本シリーズ2021」進出を決めた。

 オリックスの先発は山崎颯一郎投手。3回表に、1死2、3塁のピンチを背負うと、3番・中村奨吾選手に犠飛を浴び、1点を先行される。続く4番・レアード選手には四球を与え、2死1、2塁とされたところで降板。後を受けた富山凌雅投手は、5番・角中勝也選手を内野ゴロに打ち取り、無失点で凌いだ。

 1点を追う打線は6回裏、1死から1番・福田周平選手がライト前への安打で出塁。すると、続く宗佑磨選手が捉えた打球は高々と舞い上がり、ライトスタンドへ。逆転2ランを放った宗選手は、「最高の結果になってくれてめちゃくちゃうれしいです!」と振り返った。

 1点リードの7回表は、4番手・海田智行投手がマーティン選手に安打を許すと、5番手・吉田凌投手が2死2塁から代打・佐藤都志也選手に同点打を浴びる。さらに8回表、ヒギンス投手が中村選手に本塁打を浴び、逆転を許す。

 1点ビハインドで迎えた9回裏、5番・T-岡田選手、6番・安達了一選手の連打で無死1、2塁の好機を得ると、続く小田裕也選手が初球をライト線へ運び、同点に追い付く。この時点でオリックスの引き分け以上が確定したため、規定により3対3で試合終了。

 オリックスは、山崎颯投手が3回途中4安打1四球1奪三振1失点で降板。2対2からヒギンス投手が勝ち越し弾を許すも、9回裏に小田選手が殊勲打を放ち、引き分けに持ち込んだ。一方の千葉ロッテは、岩下大輝投手が6回3安打1本塁打1四球9奪三振2失点で試合をつくる投球を披露。中村選手は勝ち越し弾を含む2安打1本塁打2打点の活躍を見せたが、守護神・益田直也投手が踏ん張れなかった。

  123456789  計
ロ 001000110  3
オ 000002001X 3

ロ 岩下大輝-国吉佑樹-佐々木千隼-益田直也
オ 山崎颯一郎-富山凌雅-バルガス-海田智行-吉田凌-ヒギンス-増井浩俊

文・高橋優奈

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