10月14日、京セラドーム大阪で行われたオリックスと千葉ロッテの第25回戦は、6対1で千葉ロッテが勝利。千葉ロッテは対戦成績10勝10敗5分でオリックスとの今季最終戦を終え、チーム51年ぶりとなる優勝マジック「9」が点灯した。
初回から千葉ロッテの打線が奮起する。中村奨吾選手の安打などで1死1、2塁と好機を演出すると、レアード選手が3試合連続となる先制打を放ち、先制に成功。さらに続くエチェバリア選手の適時二塁打で3対0とすると、2回表に中村選手、3回表に藤岡裕大選手の適時打で2点を追加。6回表には岡大海選手が5号ソロを放ち、6対0と試合の主導権を握る。
心強い援護を受けた千葉ロッテの先発・佐々木朗希投手は、初回に2死1、2塁とされるも続くモヤ選手を内野ゴロに打ち取り、無失点に抑え込む。その後も毎回のように走者を出すが、直球と変化球を巧みに操り相手打線を翻ろう。佐々木朗投手は、6回裏を投げ終えたところで降板し、マウンドを後に託す。
継投策に入った千葉ロッテは7回裏を唐川侑己投手、8回裏をハーマン投手が無失点でつなぐ。最終回は東妻勇輔投手がT-岡田選手に16号ソロを浴びて1点を失うも、後続を内野ゴロに打ち取り、6対1で試合終了。
勝利した千葉ロッテは、佐々木朗投手が6回86球5安打1四球8奪三振無失点で3勝目をマーク。打線も2試合連続の2桁安打を記録し、序盤から大量の援護を佐々木朗投手に届けた。一方、敗戦したオリックスは、先発の宮城大弥投手が5回100球8安打3四死球5奪三振5失点と乱調。8安打を記録した打線も好機を活かすことができず、千葉ロッテにマジック点灯を許した。
123456789 計
ロ 311001000 6
オ 000000001 1
ロ ○佐々木朗希-唐川侑己-ハーマン-東妻勇輔
オ ●宮城大弥-吉田凌-比嘉幹貴-富山凌雅-海田智行
文・下村琴葉
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