5月15日、18時から富山で行われる千葉ロッテとオリックスのカード初戦。首位・埼玉西武との3連戦で勝ち越した千葉ロッテと、楽天に3連敗したオリックス。ゲーム差はわずか0.5という両チームが、どのような試合を繰り広げるか。15日の試合の見どころを挙げていく。
【今季対戦成績】
千葉ロッテ→3勝3敗、オリックス→3勝3敗
【千葉ロッテ】石川投手 6試合、3勝2敗 42.1回、29奪三振、14失点 防御率2.76
【オリックス】アルバース投手 6試合、4勝1敗 36.2回、29奪三振、11失点 防御率2.70
予告先発は千葉ロッテが石川投手、オリックスがアルバース投手だ。石川投手は先発した6試合すべてでクオリティ・スタートとさすがの安定感を見せ付けているが、打線の援護に恵まれず2連敗中。15日も安定した投球を続けて打線の援護を待ちたい。
アルバース投手は、先発した6試合のうち4試合でクオリティ・スタートを達成しており、こちらも安定した投球を続けている。抜群の安定感で最少失点に抑える両投手の投げ合い。ロースコアゲームが予想される15日の試合で、打線のキーマンとなる選手を紹介していく。
千葉ロッテは11日、12日と2桁得点をマークした打線が13日は無得点と急降下。15日の試合ではつなぐ打撃で得点を奪えるか。打線のキーマンとしては中村選手を挙げたい。中村選手は13日の埼玉西武戦で第3打席に左安打を放ち、18試合連続安打を記録。今季、素晴らしい活躍を見せている新たなミスター・ロッテの打棒に期待がかかる。
オリックスは前カードの楽天との3連戦で打線がわずか3得点しか挙げられず、同一カード3連敗を喫した。移動日を挟んで臨むゲームでは、打線が投手陣の好投を援護できるか。キーマンとしては宗選手を挙げたい。
宗選手は今季全試合でスタメン出場するも打率.215と苦しみ、打順も9番を経験したりと壁にぶつかっている印象だ。そんな宗選手が1番打者としてしっかり役割を果たすことができれば打線に活気が付き、チームの士気も上がるはず。「1番」という重要な役割を任されている宗選手の活躍に期待したい。
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