埼玉西武から戦力外の多和田「野球を続けていければ」 かつてのドラ1、2018年最多勝

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2021.10.5(火) 16:29

埼玉西武・多和田真三郎※写真提供:Full-Count(写真:荒川祐史)
埼玉西武・多和田真三郎※写真提供:Full-Count(写真:荒川祐史)

自律神経失調症と発表し、今季は育成でプレー

 埼玉西武は5日、多和田真三郎と大窪士夢の育成2投手に来季の契約を結ばないと通告したと発表した。2018年にはパ・リーグ最多勝に輝いた多和田は球団を通じ「ピッチャーとして野球を続けていければと思っています」と現役続行を目指すコメントを発表した。

 多和田は2016年にドラフト1位で富士大から入団、2018年には2度の月間MVPを獲得するなど先発の一角を占めた。ただ2019年のオフに自律神経失調症であると公表し、2020年は7月になってから契約。今季は育成契約を結んだものの、支配下昇格は果たせなかった。1軍通算では72試合に登板し29勝21敗、防御率4.17。

 さらにコメントには「6年間という短い間ではありましたが、とてもいい経験をさせていただき、たくさんのことを学ばせていただきました」と感謝を綴った。

 また大窪は北海高から入団し3年目。今後については「野球を続けるかどうかも含めて、少し時間をかけて考えたいと思います」と熟考の構えだ。「いつかは2桁の背番号を背負ってメットライフドームのマウンドで投げたいと思って頑張ってきましたが、自分の実力不足で叶いませんでした」と、感謝と無念の想いを言葉にしていた。

(Full-Count編集部)

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