10月2日、札幌ドームで行われた北海道日本ハムと埼玉西武の第19回戦は、2対1で北海道日本ハムが接戦を制した。
北海道日本ハムの先発・バーヘイゲン投手は、初回から走者を背負いながらも、要所を締める投球を披露。好投に応えたい打線だったが、相手先発・今井達也投手の前に4回までわずか2安打に抑え込まれる。しかし5回裏、6番・R.ロドリゲス選手の安打や2四球などで2死満塁とすると、暴投の間に3塁走者が本塁に生還。貴重な先制点を奪う。
1点の援護を受けたバーヘイゲン投手だったが、援護を受けた直後の6回表、4番・呉念庭選手、7番・外崎修汰選手の安打などで1死満塁のピンチを招くと、ゴロの間に同点とされ、6回6安打3四球1失点でマウンドを降りた。
同点で迎えた7回表は、2番手・堀瑞輝投手が2死3塁のピンチを招きながらも、なんとか切り抜けると、直後の7回裏、5番・王柏融選手の安打などで1死2塁の好機を演出。ここで、7番・高濱祐仁選手に適時二塁打が生まれ、勝ち越しに成功する。
1点リードで迎えた8回表は、B.ロドリゲス投手が無失点でつなぐと、最終9回表は杉浦稔大投手が締めて試合終了。2対1で勝利した北海道日本ハムは、先発・バーヘイゲン投手が6回6安打1失点の内容。打線は、苦しい展開が続いたが、終盤の好機をものにした。一方、敗れた埼玉西武は、先発・今井達也投手が7回5安打3四球2失点と粘りを見せたが、打線がつながりを欠き、悔しい敗戦となった。
123456789 計
西 000001000 1
日 00001010X 2
西 ●今井達也-武隈祥太
日 バーヘイゲン-○堀瑞輝-B.ロドリゲス-S杉浦稔大
文・後藤万結子
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