9月14日、PayPayドームで行われた福岡ソフトバンクと千葉ロッテの第17回戦は、3対1で千葉ロッテが勝利し、引き分けを挟んだ連勝を「5」に伸ばした。
千葉ロッテの先発・ロメロ投手は、初回に牧原大成選手に先頭打者本塁打となる3号ソロを浴びて1点を失う。しかし、続く2死満塁のピンチを無失点で切り抜けると以降は修正に成功し、走者を背負いながらも打たせて取る投球で本塁を踏ませず、スコアボードに0を並べる。
好投を続けるロメロ投手を援護したい千葉ロッテ打線は4回表、中村奨吾選手の二塁打などで2死3塁とすると角中勝也選手が適時打を放ち、試合を振り出しに戻す。しかし、以降は千賀滉大投手の巧みな変化球に翻ろうされ、得点圏に走者をすすめることができず、1対1のまま試合は終盤へ向かう。
すると8回表、藤岡裕大選手、山口航輝選手の安打などで2死満塁の好機を演出すると、レアード選手が適時内野安打を放ち、2点を追加。3対1と勝ち越しに成功する。続く8回裏は、佐々木千隼投手が3者凡退に抑えてチームの勝利を引き寄せると、最終回は益田直也投手が3者連続三振を奪い、試合終了。
3対1で勝利した千葉ロッテは、先発・ロメロ投手が6回95球5安打2四球5奪三振1失点の好投を披露し、後を受けたリリーフ陣も無失点でつないだ。打線では、藤岡裕大選手が猛打賞を記録し、好調をキープしている。一方、敗戦した福岡ソフトバンクは、先発・千賀滉大投手が8回134球6安打14奪三振3失点の力投も、粘りきれずに敗戦投手に。打線はつながりに欠け、わずか1得点のみに終わった。
123456789 計
ロ 000100020 3
ソ 100000000 1
ロ ロメロ-○国吉佑樹-佐々木千隼-S益田直也
ソ ●千賀滉大-甲斐野央
文・下村琴葉
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