9月11日、札幌ドームで行われた北海道日本ハムと福岡ソフトバンクの第19回戦は、17対5で北海道日本ハムが勝利した。
初回から北海道日本ハムの打線が爆発する。失策と四死球で1死満塁とすると、王柏融選手と高濱祐仁選手に連続適時打が飛び出し、4対0と先制に成功。さらに清水優心選手の犠飛で1点を加え、なおも2死満塁から西川遥輝選手、野村佑希選手の適時打、王選手には2打席連続の適時二塁打が生まれ、6点を追加。球団記録に並ぶ1イニング11得点を奪い、試合の主導権を握る。
北海道日本ハムの打線の勢いはまだ止まらない。2回裏には、石井一成選手の安打などで1死満塁の好機を演出すると、西川選手、近藤健介選手、王選手に適時打が飛び出し、スコアを16対0とする。さらに6回裏には、清水選手、西川選手の安打などで無死満塁とし、野村選手の内野ゴロの間に1点を追加した。
序盤から大量の援護をもらった先発・加藤貴之投手は、3回表に1死2塁から三森大貴選手、柳田悠岐選手に連続適時打を許し、2点を失う。6回表にはリチャード選手に3号ソロを浴びると、7回表には松田宣浩選手の12号ソロ、柳田選手の適時打で17対5とされる。
しかし大差は変わらず、8回表を杉浦稔大投手が走者を背負いながらも無失点に切り抜けると、最終回を上原健太投手が締めて17対5で試合終了。
勝利した北海道日本ハムは、先発の加藤投手が7回116球8安打2四球3奪三振5失点と振るわなかったが、大量援護に助けられ5月12日以来の勝利をつかんだ。打線では西川選手、王選手がそれぞれ3安打5打点と快音を響かせた。一方、敗戦した福岡ソフトバンクは先発・石川柊太投手が0.2回54球5安打3四死球10失点(自責点3)と大乱調。リリーフ登板した高橋礼投手も6失点を喫するなど、投手陣が大きく崩れた。なお、12号ソロを放った松田選手が通算300本塁打まであと「1」としている。
123456789 計
ソ 002001200 5
日 115000100X 17
ソ ●石川柊太-高橋礼-古谷優人-渡邉雄大-田中正義
日 ○加藤貴之-杉浦稔大-上原健太
文・下村琴葉
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