9月10日、メットライフドームで行われた埼玉西武とオリックスの第19回戦は、7対1でオリックスが勝利。3カード連続で初戦に白星を挙げた。

　オリックスの先発は山本由伸投手。3回まで毎イニング出塁を許しながらも、要所を締めて無失点に。以降は3イニング連続で3者凡退に抑える快投を見せ、6回107球2安打2四球9奪三振無失点でマウンドを降りた。

　打線は2回表、T-岡田選手の11号ソロで1点を先制すると、3回表は福田周平選手の四球、宗佑磨選手の安打で1、2塁からT-岡田選手の適時打で1点を追加。4回表に紅林弘太郎選手の適時三塁打、5回表には杉本裕太郎選手の25号ソロ、来田涼斗選手の2点適時打で追加点を挙げ、6点のリードを得た。

　オリックスは7回裏、スパークマン投手が外崎修汰選手の5号ソロで1点を返されたが、8回表に若月健矢選手、紅林選手、福田選手の3連打で満塁から、宗選手の内野ゴロの間に1点を追加。以降は8回裏を回跨ぎのスパークマン投手、9回裏はヒギンス投手がそれぞれ3者凡退でつなぎ、7対1で試合終了。

　勝利したオリックスは、山本投手がリーグトップを独走する13勝目をマーク。打線では福田選手、杉本選手、T-岡田選手、安達了一選手、若月選手、紅林選手が2安打を放つなど、計14安打で7得点を挙げた。一方敗れた埼玉西武は、先発の松本航投手が5回9安打4四死球6奪三振6失点と崩れ、打線も3安打1得点に終わった。

　 １２３４５６７８９ 計
オ ０１１１３００１０ ７
西 ００００００１００ １

オ ○山本由伸-スパークマン-ヒギンス
西 ●松本航-武隈祥太-平井克典-田村伊知郎

文・東海林諒平

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