日本プロ野球界初!埼玉西武ライオンズのNFT商品が9月7日より販売開始

パ・リーグ インサイト

2021.9.10(金) 09:30

「LIONS COLLECTION(ライオンズコレクション)」(C)SEIBU Lions
「LIONS COLLECTION(ライオンズコレクション)」(C)SEIBU Lions

 埼玉西武ライオンズは、パシフィックリーグマーケティングが運営するNFTコンテンツを扱うプラットフォーム「PLM COLLECTION(PLMコレクション)」内で、球団公式NFTコンテンツの販売をする「LIONS COLLECTION(ライオンズコレクション)」の開設を発表。9月7日より開始した球団公式NFTコンテンツの販売は、日本プロ野球界では初となる。

 NFTとは、“Non-Fungible Token(非代替性トークン)”の略で、複製や偽造が非常に困難なデジタルデータのこと。一般的にデジタルデータはコピーなどが可能なため、現実の商品などと比べると価値の有無や程度が計りづらいものだが、NFTはブロックチェーン上で発行・流通されるためコピーやハッキングが非常に難しく、さらにデジタルデータに鑑定書や所有証明書が紐づけられ、唯一無二の本物であることが保証されている。海外のプロスポーツ界や国内のアート界などではすでに販売や取引がされているが、日本のプロ野球界におけるNFT商品の販売は今回が初めて。

<PLM COLLECTION 概要>
 パシフィックリーグマーケティング株式会社がサービス運営する、あらゆるコンテンツホルダーによるNFTを活用した販売(一次流通)プラットフォームサービス。将来的には、スポーツコンテンツホルダーのみならず、他業種のコンテンツホルダーのプラットフォームサービスの構築、PLM COLLECTIONで購入したNFTコンテンツを利用者同士で売買(二次流通)できるサービスの展開も視野にいれている。

<LIONS COLLECTION 概要>
「PLM COLLECTION」内に開設された、ライオンズの選手の名場面などを捉えた商品やデジタルコンテンツを、思い出と共にコレクションとして楽しむことができる埼玉西武ライオンズ公式の販売プラットフォーム。実際に球場で使われた装飾品やパネル、選手の記念品や野球用具、名シーンや球場特有のデジタルコンテンツなど、貴重な商品を展開。偽造不可な鑑定書・所有証明書付きのデジタルデータを紐付けた商品は、それぞれが唯一無二の価値を持っている。

埼玉西武ライオンズ・栗山巧選手(C)SEIBU Lions
埼玉西武ライオンズ・栗山巧選手(C)SEIBU Lions

 今回販売されるNFT商品は、栗山巧選手2000安打達成記念関連商品など下記の4点。

①栗山巧選手2000安打記録達成パネル
税込価格:200,000円~(入札)
販売数:1
内容:栗山選手のサイン付き2000安打達成記念パネルと、パネルの動画データ

②KURI-METERパネル
税込価格:200,000円~(入札)
販売数:2
内容:西武鉄道池袋駅・本川越駅で掲出していた栗山選手のサイン付き2000安打カウ
ントアップパネルと、パネルの動画データ

③スタメンボードデータ
税込価格:1,000円
販売数:300
内容:試合毎に掲出しているスターティングメンバ―のボードの動画データ(毎試合で販売)

④ヒーローサインパネルムービー
税込価格:2,000円
販売数:300
内容:勝利時に各選手がカメラに向かって書くサインの動画データとサインデータ


 当面の間は希少性の高いグッズをコレクションすることで楽しんでもらうサービスだが、今後はユーザー同士の売買や譲渡も可能にする機能の追加を目指しているという。また、対象商品は順次追加していく予定。詳細はこちらまで。

文・池田紗里

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