9月7日、ほっともっとフィールド神戸で行われたオリックスと千葉ロッテの第17回戦は、4対3でオリックスがサヨナラ勝利。オリックスは2位千葉ロッテと1ゲーム差の首位に立った。
オリックス先発の宮城大弥投手は初回、荻野貴司選手と角中勝也選手の安打などで1死2、3塁とすると、マーティン選手に適時二塁打を浴び、2失点。2回表には田村龍弘選手の安打などで1死満塁のピンチを迎えると、中村奨吾選手に犠飛を浴び、3対0と序盤から3点のリードを許してしまう。
一方の打線は3回裏、福田周平選手、宗佑磨選手の連打などで2死1、3塁とすると、千葉ロッテの先発・美馬学投手の暴投で1点をつかむ。しかし4回以降、オリックス打線は毎回走者を出して好機を演出するも、決定打を欠き本塁を踏むことができず、スコアボードに0が並ぶ。
3対1のまま迎えた8回裏についに試合が動く。代打・大下誠一郎選手が1号ソロをレフトスタンドへたたき込み、試合の流れを引き寄せると、なおも2死3塁の場面で福田選手の打球に敵失策が絡み、1点を追加。土壇場で試合をふりだしに戻す。
9回表を平野佳寿投手が3者凡退に打ち取り9回裏につなぐと、宗選手、モヤ選手の安打などで1死満塁と一打サヨナラの好機を演出。すると大下選手がセンターの頭を越すサヨナラ打を放ち、4対3で試合終了。
勝利したオリックスは、先発の宮城大弥投手が5回113球8安打6奪三振4四球3失点と本領発揮ならず。代打で出場した大下選手が今季初本塁打とサヨナラ打を放つ大活躍を見せた。一方、千葉ロッテは先発・美馬学投手が6回103球6安打4四死球1失点の好投も、救援陣が粘りきれず勝ち星は挙げられなかった。なお、荻野貴選手は4安打を記録した。
123456789 計
ロ 210000000 3
オ 001000021X 4
ロ 美馬学-国吉佑樹-佐々木千隼-●田中靖洋
オ 宮城大弥-吉田凌-海田智行-ヒギンス-○平野佳寿
文・下村琴葉
関連リンク
・動画/ヒーローインタビューはこちら
・大下誠一郎選手のサヨナラ打を動画で
・美馬学投手の動画/記事/成績をチェック
・平野佳寿投手の名鑑はこちら
記事提供: