オリックスの快進撃を支える宮城大弥投手。その変化球やピッチングスタイルを紹介します

2021.9.6(月) 20:00 パ・リーグ インサイト
オリックス・バファローズ 宮城大弥投手(C)パーソル パ・リーグTV
オリックス・バファローズ 宮城大弥投手(C)パーソル パ・リーグTV

 25年ぶりの優勝を目指し、ここまで首位とゲーム差無しの2位につけているオリックス。球界を代表する山本由伸投手とともに、好調なチームを支えるのは宮城大弥投手だ。今季はここまで山本投手に次ぐ11勝をマークしている。

 宮城投手といえば、緩急織り交ぜた投球術が持ち味でもあるが、果たして宮城投手の球種を見分けられるだろうか? 今回は「スライダー」と「チェンジアップ」 の見極めに挑戦していただこう。

宮城大弥投手の球種判別にチャレンジ! 〜問題編〜

宮城投手の持ち球は?

オリックス・バファローズ 宮城大弥投手の球種別投球割合(C)パ・リーグ インサイト
オリックス・バファローズ 宮城大弥投手の球種別投球割合(C)パ・リーグ インサイト

 宮城投手の持ち球は以上の球種だ。主体となるのはキレのあるストレートと大きく変化するスライダー。ストレートは140km/h台と、いわゆる「速球派」の投手ではないが、ストレートと40km/hほど球速差のあるカーブや、打者の手元で落ちるチェンジアップを駆使し、ベテランさながらの“投球術”を見せる。

 球の出どころが見えにくいフォームや、球種ごとの腕の振りの差異の小ささを評価されることもあり、高卒2年目にして総合的なレベルが高い投手といえるだろう。

右打者と左打者に対しての攻め方は違う?

オリックス・バファローズ 宮城大弥投手の左打者に対する球種別投球割合(C)パ・リーグ インサイト
オリックス・バファローズ 宮城大弥投手の左打者に対する球種別投球割合(C)パ・リーグ インサイト

 左打者に対しては主に「ストレート」「スライダー」「カーブ」の3球種を用いて投球を組み立てる。なかでもストレートとスライダーの2球種で投球の80%以上を占めており、ストレートの内外の投げ分けと、外角へのスライダーが生命線となっている。

オリックス・バファローズ 宮城大弥投手の右打者に対する球種別投球割合(C)パ・リーグ インサイト
オリックス・バファローズ 宮城大弥投手の右打者に対する球種別投球割合(C)パ・リーグ インサイト

 その一方、右打者に対しては異なる特徴が見られる。ストレートとスライダーが中心であることは変わりないが、これに「チェンジアップ」が加わる。カウント球、決め球としても効果を発揮しており、今季右打者を被打率.172と左打者(同.222)以上に押さえ込んでいるのも、チェンジアップによるところが大きいだろう。

 弱冠20歳の期待の新生・宮城投手。多彩な変化球による打者への攻め方の違いにも注目しながら、応援してみてはいかがだろうか。

文・小野寺穂高

宮城大弥投手の球種判別にチャレンジ! 〜解答編〜

関連リンク

例年とは顔ぶれの異なるハーラーダービー。数字に見る、混戦を演じる4投手の特徴とは
新人王候補・宮城大弥、伊藤大海、早川隆久の特徴と凄みとは?

関連選手記事/PLAYER

関連チーム記事/TEAM