8月31日、ひなたサンマリンスタジアム宮崎で行われた福岡ソフトバンクと楽天の第16回戦は、6対3で楽天が勝利。楽天は連敗を3で止めた。
楽天は初回、2番・鈴木大地選手に7号ソロが生まれ、先制に成功。3回裏に逆転を許すも、直後の4回表には、6番・オコエ瑠偉選手が安打で出塁すると、7番・カスティーヨ選手が1号2ランを放ち、試合を振り出しに戻す。来日初本塁打となったカスティーヨ選手は、「追い込まれていたけど、甘いボールをうまく打つことができたよ。早く出れば良かったけど、ようやく出てうれしいネ」と笑顔で振り返った。
一方、先発マウンドに上がった早川隆久投手は、初回、2回裏ともに無失点に抑えるも、3回裏に2番・柳田悠岐選手や3番・栗原陵矢選手、5番・中村晃選手の適時打で3点を失うなど、3回5安打3失点で降板。4回裏からは、2番手・西口直人投手がマウンドに上がる。
同点で迎えた5回表、1番・小深田大翔選手と2番・鈴木選手の連打で無死1、2塁とすると、3番・島内宏明選手に16号3ランが生まれ、勝ち越しに成功。以降は、6回裏までの3イニングを西口直人投手、7回裏は安樂智大投手、そして8回裏を酒居知史投手がそれぞれ無失点でつなぐ。3点リードで迎えた最終9回裏は、宋家豪投手が3者凡退に抑えて試合終了。
勝利した楽天の先発・早川投手は、初回に左足首に打球が直撃した影響もあり、3回5安打1四球3失点の内容。しかし後を受けた救援陣が好投でつなぎ、勝利を引き寄せた。打線も、一発攻勢で効率よく得点を重ねた。一方、敗れた福岡ソフトバンクは、先発・東浜巨投手が4.0回9安打6失点と大きく崩れ、打線も好機であと一本が出なかった。
123456789 計
楽 100230000 6
ソ 003000000 3
楽 早川隆久-○西口直人-安樂智大-酒居知史-S宋家豪
ソ ●東浜巨-嘉弥真新也-高橋礼-渡邉雄大-田中正義-C.スチュワート・ジュニア-松本裕樹
文・後藤万結子
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