8月18日、楽天生命パーク宮城で行われた楽天と福岡ソフトバンクの第15回戦は、3対0で福岡ソフトバンクが勝利した。
福岡ソフトバンクは初回、2死から柳田悠岐選手が内野安打で出塁すると、続く4番・栗原陵矢選手がライト線への適時二塁打を放ち1点を先制する。なおも2死3塁で、デスパイネ選手もセンターへ適時打を放ち、2点目を追加。先制打を放った栗原選手は「とにかく先制点となる一本を打つことが出来て良かったです。柳田さんが良く走ってくれました。千賀さんに勝ちをつけられるに頑張ります」と振り返った。
続く2回裏には柳田悠岐選手の適時打で3点目を奪うなど、序盤から援護を受けた先発・千賀滉大投手は、初回から3回裏までを無安打無得点に抑える上々の立ち上がり。4回以降も走者を許しながらも無得点で凌ぎ、6回89球2安打6奪三振2四死球無失点と勝利投手の権利を持ってマウンドを降りる。迎えた7回裏は嘉弥真新也投手、甲斐野央投手の継投で無失点でつなぐと、8回裏は板東湧梧投手が登板し、3者連続三振の完璧なピッチングを披露。
3点リードで迎えた9回裏はクローザーの岩嵜翔投手がマウンドに上がると、2奪三振を含む3者凡退のピッチングで試合を締めくくった。勝利した福岡ソフトバンクは、引き分けを挟んで後半戦無傷の3連勝。先発・千賀滉大投手は今季2勝目、岩嵜投手は6セーブ目を挙げると、打っては1番・三森大貴選手が猛打賞の活躍を見せ、2位・楽天とのゲーム差を「1」とした。
123456789 計
ソ 210000000 3
楽 000000000 0
ソ ○千賀滉大-嘉弥真新也-甲斐野央-板東湧梧-S岩嵜翔
ホ ●早川隆久-ブセニッツ-牧田和久-西口直人
文・波多野瞭平
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