8月4日、京セラドーム大阪で行われたオリックスと阪神の「2021プロ野球エキシビションマッチ」は、8対3でオリックスが逆転勝利を飾った。
オリックスは初回、1番・福田周平選手が四球で出塁。続く宗佑磨選手が安打を放ち、無死1、2塁のチャンスをつくると、3番・安達了一選手のセンター前への適時打で先制に成功する。4回裏には、先頭の4番・杉本裕太郎選手が初球をバックスクリーン右へ運び、1点を追加した。
先発の竹安大知投手は、初回を3者凡退に抑える上々の立ち上がり。以降も要所を締める投球で阪神打線に得点を与えない。6回表に1死から9番・坂本誠志郎選手に安打を許したところで降板、6回途中5安打1四球1奪三振無失点の内容だった。
しかし2点リードの7回表、3番手でマウンドに上がった漆原大晟投手が二塁打と四球で無死1、2塁のピンチを招くと、代打・原口文仁選手に逆転3ランを浴び、試合をひっくり返される。
1点を追う打線は直後の7回裏、6番・西村凌選手の二塁打、8番・来田涼斗選手の安打などで2死1、3塁とすると、福田選手が放った打球はレフト線へ。これがランニングホームランとなり、スコアは5対3に。8回裏には1死満塁から伏見寅威選手の2点適時二塁打、9番・頓宮裕真選手の犠飛でこの回3点を挙げた。
5点リードの9回表は、富山凌雅投手が3者凡退で締め、8対3で試合終了。オリックスは、先発の竹安投手が6回途中無失点の好投。7回表に逆転を許すも、福田選手にランニングホームランが生まれるなど終盤に猛攻を見せ、見事勝利を収めた。
123456789 計
神 000000300 3
オ 10010033X 8
神 伊藤将司-湯浅京己-小林慶祐-岩田稔
オ 竹安大知-山田修義-漆原大晟-能見篤史-富山凌雅
文・高橋優奈
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