8月3日、楽天生命パーク宮城で行われた楽天と東京ヤクルトの「2021プロ野球エキシビションマッチ」は、7対0で楽天が勝利。
楽天の先発・則本昂大投手は、初回を3者凡退に抑えて流れに乗ると、その後も淡々とアウトを積み重ねていく。持ち味である奪三振こそ3つと少なかったものの、5回58球2安打無四死球無失点と見事な投球を披露した。
則本投手の好投に応えたい打線は3回裏、オコエ瑠偉選手の安打や敵失策などで2死満塁の先制機をつくると、茂木栄五郎選手の2点適時打で幸先よく先制に成功。続く島内宏明選手は3戦連発となる3ランを放ち、5対0と大きくリードを広げた。
好投を見せた則本昂大投手の後を受けた救援陣も奮闘し、内間拓馬投手、酒居知史投手、ブセニッツ投手がそれぞれ1イニングずつを無失点に抑える。すると8回裏、無死1塁から和田恋投手が左中間へ一発を放ち、さらに2点を追加。
7点リードで迎えた9回表は、松井裕樹投手が3者凡退で締め、7対0で試合終了。5投手による無失点リレーで快勝を収めた。打線も、3試合で4本塁打を放った島内選手を中心に7安打7得点と効率の良い攻撃で投手陣を盛り立てた。
123456789 計
ヤ 000000000 0
楽 00500002X 7
ヤ 奥川恭伸-清水昇-今野龍太-吉田大喜
楽 則本昂大-内間拓馬-酒居知史-ブセニッツ-松井裕樹
文・吉村穂乃香
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