リチャードが逆転3ラン! 序盤に猛打を見せた福岡ソフトバンクが巨人に勝利

パ・リーグ インサイト

2021.8.3(火) 21:15

福岡ソフトバンクホークス・リチャード選手(C)パーソル パ・リーグTV
福岡ソフトバンクホークス・リチャード選手(C)パーソル パ・リーグTV

 8月3日、PayPayドームで行われた福岡ソフトバンクと巨人の「2021プロ野球エキシビションマッチ」は、7対4で福岡ソフトバンクが勝利した。

 福岡ソフトバンクの先発・武田翔太投手は初回、岡本和真選手の適時打で1点を失う。しかし、2回表には3者連続三振を奪う見事な修正能力を見せ、2回2安打4奪三振1失点でマウンドを降りた。続く3回表からは尾形崇斗投手が登板し、こちらも適時打を許したが、2回2奪三振1失点とまずまずの内容で降板。

 一方の打線は、序盤から相手先発・戸郷翔征投手を攻め立てる。先制を許した直後の1回裏、中村晃選手の安打などで1死1、2塁の好機をつくると、リチャード選手の右翼席に飛び込む本塁打で逆転に成功。さらに3回裏には、中村晃選手、真砂勇介選手、松田宣浩選手にそれぞれ適時打が生まれ、一挙4得点を挙げた。

 5回表は、3番手・高橋礼投手が3者凡退に抑えると、6回表は4番手・田中正義投手が岡本和真選手の一発を浴びながらも、リードは譲らず。4点リードで迎えた8回表はモイネロ投手が無失点でつなぐと、9回表は岩嵜翔投手が登板。若林晃弘選手の適時打で1失点も、後続を断ち、7対4で試合終了。

 勝利した福岡ソフトバンクの先発・武田翔太投手は、「ストレートも変化球も全体的に高く、制球に苦労した。もう少し低めにボールを集めていかないといけない」と反省しきりだったが、失点直後にリチャード選手が逆転3ランを放つなど、好調の打線が大量援護でカバーした。

  123456789 計
巨 100101001 4
ソ 30400000X 7

巨 戸郷翔征-畠世周-デラロサ
ソ 武田翔太-尾形崇斗-高橋礼-田中正義-モイネロ-岩嵜翔

文・吉村穂乃香

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