焦点はベテランの活躍vs出塁からの足攻。低迷する両軍が上昇へのきっかけをつかめるか

パ・リーグ インサイト

2018.5.9(水) 09:32

千葉ロッテマリーンズ・涌井秀章投手(C)パーソル パ・リーグTV
千葉ロッテマリーンズ・涌井秀章投手(C)パーソル パ・リーグTV

5月9日、郡山で行われる楽天対千葉ロッテの第7回戦。昨夜の試合は岸投手の好投に打線が応え、楽天が勝利した。カード2戦目となる今日の試合の見どころを紹介する。

【今季対戦成績】
楽天→2勝4敗、千葉ロッテ→4勝2敗

【楽天】辛島投手 5試合、0勝3敗 31.2回、26奪三振、10失点 防御率2.56
【千葉ロッテ】涌井投手 6試合、2勝3敗 41回、32奪三振、15失点 防御率3.29

予告先発は楽天が辛島投手、千葉ロッテは涌井投手と発表されている。辛島投手の前回登板は、6回まで1安打投球ながら7回に満塁弾を浴びるショッキングな結果だった。今季は上々の投球を披露しているだけに、そろそろ待望の1勝目を手にしたい。一方、涌井投手は4月26日の試合で楽天を相手に完封勝利を挙げている。再び快投を披露し、チームを勝利に導けるか。

楽天は8日の試合で昇格したばかりの聖澤選手がスタメン起用に応える2安打2打点の活躍。4番・ウィーラー選手も本塁打を含む猛打賞と、低迷する打線に光明が差してきた。涌井投手と今季2試合対戦して無得点というのが不安材料だが、石川投手を攻略したように粘り強く食らい付きたい。

千葉ロッテ打線は辛島投手と対戦した4月26日の試合に勝利したものの、7回1失点に抑えられている。昨日は藤岡裕選手が2安打と気を吐いたが、打線全体では散発4安打、無四球と沈黙。どのような形でも塁に出て、今年の売りである足攻に持ち込めるか。

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