6月29日、楽天生命パーク宮城で行われた楽天と北海道日本ハムの第13回戦は、5対5で引き分けで終了。
楽天の先発・釜田佳直投手は、3回表に万波中正選手と西川遥輝選手の安打などで2死1、2塁のピンチを招くと、高濱祐仁選手の適時打で1点を先制される。なおも2死満塁のピンチで、王柏融選手に走者一掃の適時二塁打を許し、3点を献上。さらに4回表には、渡邉諒選手の2号ソロを浴びるなど、序盤から北海道日本ハムに5点のリードを許す。
打線は、北海道日本ハムの先発・バーヘイゲン投手の前に、3回まで無得点に抑えられていたが、4回裏に反撃の狼煙を上げる。小深田大翔選手と鈴木大地選手の連打などで2死1、2塁とすると、岡島豪郎選手の適時二塁打で1点を返す。続く5回裏には、代打・黒川史陽選手の安打や四死球で無死満塁の好機を演出すると、小深田選手の適時打と鈴木大地選手の犠飛で2点差に詰め寄る。なおもチャンスで島内宏明選手が2点適時二塁打を放ち、試合を振り出しに戻す。
5回から継投策に入ると、福井優也投手、安樂智大投手、森原康平投手、酒居知史投手、宋家豪投手がそれぞれ無失点でつなぎ、最終回の攻撃へ。同点のまま迎えた9回裏は、2死から鈴木選手が安打を放つも、後続が倒れて試合終了。
楽天は、先発・釜田投手が4回63球8安打2奪三振1四球5失点と大きく崩れたが、救援陣が奮闘。打線も5回に一挙4得点の猛攻で、首位の意地を見せた。一方、北海道日本ハムは序盤に打線が奮起し、5点のリードを得るも、先発・バーヘイゲン投手が4.2回96球7安打6奪三振3四死球5失点と粘り切れなかった。
123456789 計
日 004100000 5
楽 00014000X 5
日 バーヘイゲン-河野竜生-堀瑞輝-B.ロドリゲス-杉浦稔大
楽 釜田佳直-福井優也-安樂智大-森原康平-酒居知史-宋家豪
文・下村琴葉
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