今季2度目の投げ合いとなる楽天と千葉ロッテの技巧派。苦しむチームに光を

パ・リーグ インサイト

2018.5.8(火) 09:30

東北楽天ゴールデンイーグルス・岸孝之投手(C)PLM
東北楽天ゴールデンイーグルス・岸孝之投手(C)PLM

5月8日、楽天生命パークで18時から行われる楽天と千葉ロッテの第6回戦。ゴールデンウィークはともに負け越しに終わった両チーム。移動日を挟んで切り替えた8日はどのような試合を展開するのか。見どころを挙げていく。

【今季対戦成績】
楽天→1勝4敗、千葉ロッテ→4勝1敗

【楽天】岸投手 5試合、2勝1敗 38回、34奪三振、9失点 防御率1.89
【千葉ロッテ】石川投手 5試合、3勝1敗 35.2回、21奪三振、11失点 防御率2.52

予告先発は楽天が岸投手、千葉ロッテが石川投手だ。岸投手は5試合に先発してリーグ2位の防御率1.89と、苦しむチームの中で孤軍奮闘を続けている。前回の登板で完封勝利を収め、チームの連敗を止めたクールな右腕の投球に期待したい。

一方の石川投手は5試合に先発してチームトップの3勝を挙げている。前回登板では7回3失点の力投も援護に恵まれず敗戦投手となった。また、両先発は4月25日以来2度目の投げ合いとなる。25日は岸投手が7回3失点、石川投手が6回3失点でともに勝敗はつかなかった。打線の奮起を信じて、それぞれに課された役割を全うしたい。

試合展開は投手戦が予想されるが、打線では楽天・アマダー選手、千葉ロッテ・藤岡裕選手に注目したい。アマダ―選手は対千葉ロッテ戦で打率.385、出塁率.579と好相性だ。一方の藤岡裕選手は打率.229とプロの壁にぶつかっているが、対楽天戦では打率.400、出塁率.478と得意にしている。相性の良い両選手が、悪い流れに呑まれているチームの中で気を吐き、好投手相手にどのように立ち回るかが勝敗を分けるカギとなるだろう。

5位・千葉ロッテと、最下位・楽天の2連戦。まずはカード頭を取ってチームの士気を高めていきたいところだ。

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