左足首の故障から12日ぶりの登板だったが「影響は全くなかったね」
エンゼルスの大谷翔平投手は6日(日本時間7日)、敵地でのマリナーズ戦で6回0/3を6安打2失点6奪三振と好投し、3勝目(1敗)を挙げた。直球は最速160キロをマーク。チームは8-2で快勝した。左足首の故障でから12日ぶりの登板で“復活星"を挙げた右腕にマイク・ソーシア監督は「しばらくマウンドから離れていたけど、制球はとてもシャープだった」と称賛した。
この日、大谷はベテラン捕手のリベラと開幕後初めてコンビを組み、スライダー、カーブを有効に使いマリナーズ打線を6回まで無失点と6回までは危なげない投球を披露。7回に突如制球が乱れ、ヒーリーには左翼席へ2ランを浴び、続くズニーノにストレートの四球を与えて降板となったものの、先発の役目を十分に果たした。
7回は制球を乱し2点を失いイニング途中でマウンドを降りたが「7回の先頭打者の時点で少し疲れがあったのかもしれないけど、それ以外では素晴らしい登板だったんじゃないかな」と合格点を与え、故障した左足首の状態に関しても「影響は全くなかったね」と今回の登板を安心して見守ったことを口にした。
大谷は今季最多タイの98球を投げ、ストライクは59球と安定した内容に「5球で2アウトを取ったイニングもあるぐらいだったからね。メジャーの打者に対して、とにかくしっかり投げることを続けていかなければならないんだ。球数は今日は特に問題にならなかったね。彼は問題なく投球していたよ」とコメント。
今後は中6日で登板するのかと問われると「そういうわけではないよ。一週間で決まった曜日に投げさせるプランは無いんだ。火曜日に投げたこともあるからね」と、次回登板は状態を見て判断することを口にした。
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