6月14日、マツダスタジアムで行われた広島と埼玉西武の「日本生命セ・パ交流戦 2021」第2回戦は、3対2で埼玉西武が勝利。広島との対戦成績を1勝1分とした。
埼玉西武先発の與座海人投手は、初回を3者凡退に抑えると、以降も安打を許さずに3回無安打1四球無失点で降板。一方の打線は、4回表に金子侑司選手の安打などで無死1、2塁から、呉念庭選手の適時打で1点を先制した。
4回裏に2番手・佐々木健投手が2点を失ったが、5回表に森友哉選手の適時打で試合は振り出しに。5回裏には2四球で1死1、2塁のピンチを迎えるも、小園海斗選手を右飛、2死からは3番手・森脇亮介投手が鈴木誠也選手を凡打に打ち取り、勝ち越しは許さなかった。
6回表に代打・中村剛也選手の犠飛で勝ち越した埼玉西武。6回裏から2イニングを渡邉勇太朗投手、8回裏を十亀剣投手が無失点でつなぐと、9回裏を平良海馬投手が抑えて試合終了。打線では呉選手が4試合連続適時打、森選手、スパンジェンバーグ選手が2安打をマーク、チームは勝率5割に復帰した。
123456789 計
西 000111000 3
広 000200000 2
西 與座海人-佐々木健-○森脇亮介-渡邉勇太朗-十亀剣-S平良海馬
広 薮田和樹-●コルニエル-中田廉-森浦大輔-バード
文・東海林諒平
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