磐石のブルペンを誇る北海道日本ハム。千葉ロッテは「ジョニー・デップ」が初登板

パ・リーグ インサイト

2018.5.6(日) 09:30

千葉ロッテマリーンズ・オルモス投手(C)PLM
千葉ロッテマリーンズ・オルモス投手(C)PLM

5月6日、札幌ドームでは北海道日本ハムと千葉ロッテのカード最終戦が行われる。5日の2戦目では、先発の有原投手が粘れない中でも、大田選手の殊勲打で逆転した北海道日本ハムが逃げ切り勝ち。初戦のリベンジを果たし、カードの勝敗を五分に戻した。では、ゴールデンウィーク最終日でもある6日の見どころを見ていこう。

【今季対戦成績】
北海道日本ハム→4勝4敗、千葉ロッテ→4勝4敗

【北海道日本ハム】加藤投手 5試合、1勝2敗 29.1回、23奪三振、17失点 防御率5.22
【千葉ロッテ】オルモス投手 一軍登板なし

6日の予告先発は北海道日本ハムが加藤投手、千葉ロッテがオルモス投手だ。加藤投手は4月29日の前回登板でも千葉ロッテを相手にしているが、6回途中5失点と崩れた。しかしなんと北海道日本ハムの2番手以降の投手は全員、4月30日から5試合連続で無失点リレーをつなぎ続けている。先発1人の失点で勝てる試合を落としてしまっているだけに、援護をもらった直後のイニングに注意しながら試合を作り、磐石の中継ぎ陣に後を託したい。

対するオルモス投手はオープン戦で結果を残せなかったため、これが一軍での初登板。二軍では4試合に投げて防御率1.26の好成績を残している。陽気な「幕張のジョニー・デップ」は、札幌ドームのマウンドで果たしてどのようなパフォーマンスを見せるだろうか。

両先発を援護する打線のキーマンとしては、北海道日本ハムからアルシア選手、千葉ロッテから中村選手を挙げたい。

アルシア選手は5日の試合でも先制弾をかっ飛ばしており、ここまで打率.308と期待以上の成績。パ・リーグの外国人選手の中では唯一、打率ランキングトップ10にも名を連ねている(8位)。一方の中村選手は、対左投手の打率が.333と優秀で、事実、1週間前の加藤投手との対戦では反撃の一打を放った。連日シーソーゲームの様相を呈する今カード。試合を決めるのはどちらのバットになるだろう。

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