5月29日、札幌ドームで行われた北海道日本ハムと中日の「日本生命セ・パ交流戦 2021」第2回戦は、4対7で北海道日本ハムが敗戦した。
北海道日本ハムの先発・バーヘイゲン投手は立ち上がりの1回表、先頭に二塁打を許すと、3番・福留孝介選手に適時打を浴び1点を失う。しかし2回表、3回表と3者凡退に抑えると、打線は3回裏、2死から清水優心選手、五十幡亮汰選手の連打などで2、3塁と好機を演出。2番・高濱祐仁選手がセンターに抜ける2点適時打を放ち逆転に成功する。
リードしたのもつかの間、バーヘイゲン投手は5回表に木下拓哉選手の6号2ランを浴びて再逆転を許すと、6回表にも連打を浴び1点を失う。2点を追う打線は6回裏、2死から石井一成選手が四球を選ぶと、代打・大田泰示選手が安打でつなぎ1、3塁となる。さらに続く打者にも代打・王柏融選手を送り、王選手は適時二塁打を放ち同点。代打攻勢で追い付き、試合は振り出しに戻った。
バーヘイゲン投手は7回表途中で降板し、後を受けた2番手・堀瑞輝投手が無失点でつなぐ。しかし8回表、3番手・B.ロドリゲス投手がビシエド選手の適時二塁打で1点を勝ち越されると、なおも2死1、2塁から三ツ俣大樹選手の適時打で2失点。スコアを4対7とされる。
3点ビハインドの9回表は谷川昌希投手が3者凡退に抑えるが、9回裏は無得点に終わり試合終了。北海道日本ハムは高濱選手の逆転打、王選手の同点打など、打線に要所での一打が生まれた。一方で先発・バーヘイゲン投手は6.0回8安打5奪三振4失点、B.ロドリゲス投手が1回3安打3失点と、投手陣が粘りきれなかった。
123456789 計
中 100021030 7
日 002002000 4
中 梅津晃大-橋本侑樹-谷元圭介-○福敬登-祖父江大輔-S又吉克樹
日 バーヘイゲン-堀瑞輝-●B.ロドリゲス-谷川昌希
文・丹羽海凪
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