岩下大輝が6回3失点と力投した鴎が勝利。荻野貴司が2安打2打点、レアードは3安打1打点の活躍

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2021.5.19(水) 21:34

千葉ロッテマリーンズ・岩下大輝投手(C)パーソル パ・リーグTV
千葉ロッテマリーンズ・岩下大輝投手(C)パーソル パ・リーグTV

 5月19日、京セラドーム大阪で行われたオリックスと千葉ロッテの第11回戦は、6対4で千葉ロッテが勝利した。

 千葉ロッテの先発は4勝目を狙う岩下大輝投手。初回を3人で抑えるが、2回裏、4番・杉本裕太郎選手に9号ソロを浴びて先制を許す。打線の援護は直後の3回表。先頭の8番・藤岡裕大選手が安打で出塁し、犠打で1死2塁とすると、1番・荻野貴司選手の適時打で同点に追い付く。

 1対1で迎えた4回表、今試合まで防御率1点台のオリックス・山本由伸投手を捉える。2四球で2死1、3塁をチャンスをつくると、9番・佐藤都志也選手の適時打で勝ち越しに成功。続く1番・荻野貴選手が2死1、2塁から2打席連続となる適時打で追加点を挙げ、3対1とリードを広げる。

 千葉ロッテは5回表にもレアード選手の8号ソロで追加点を挙げると、6回表には敵失策の間に2点を追加。援護を受けた岩下投手は、5回裏に紅林弘太郎選手の適時打などで2点を失ったが、それ以上の得点は与えず、6回5安打1四球1奪三振3失点の内容で降板した。

 3点をリードする千葉ロッテは、7回裏をハーマン投手が無失点に。8回裏に唐川侑己投手が杉本選手に今試合2本目となる10号ソロを浴びて1点を失ったが、最終回は益田直也投手が3者凡退に抑えて試合終了。

 勝利した千葉ロッテは、岩下投手がリーグ2位タイの4勝目をマーク。打線ではレアード選手が本塁打を含む3安打1打点、荻野貴選手が2打点の活躍を見せた。一方敗れたオリックスは、山本投手が6回8安打3四球6奪三振6失点(自責4)で5敗目。打線では福田周平選手が2安打1打点、杉本選手が2本塁打の活躍も、チーム計7安打4得点と反撃は及ばなかった。

  123456789 計
ロ 001212000 6
オ 010020010 4

ロ ○岩下大輝-ハーマン-唐川侑己-S益田直也
オ ●山本由伸-漆原大晟-金田和之-山田修義

文・東海林諒平

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