井上晴哉に1号3ランが飛び出し千葉ロッテが勝利! 石川歩は7回4失点で今季2勝目

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2021.5.7(金) 21:07

千葉ロッテマリーンズ・井上晴哉選手(C)パーソル パ・リーグTV
千葉ロッテマリーンズ・井上晴哉選手(C)パーソル パ・リーグTV

 5月7日、ZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテとオリックスの第7回戦は、7対5で千葉ロッテが勝利。千葉ロッテは5日ぶりの試合となったが、序盤から主導権を握り2連勝とした。

 千葉ロッテの先発は、今季2勝目を狙う石川歩投手。強い雨が打ちつける中でのマウンドとなったが、持ち前の制球力でオリックス打線を手玉に取る。3回までノーヒットピッチングの好投で打線の援護を待った。

 打線の援護は3回裏。先頭の8番・藤岡裕大選手が四球で出塁し1死2塁とチャンスを作ると、1番・荻野貴司選手の適時二塁打で1点を先制する。さらに、2死2塁から中村奨吾選手にも適時打が飛び出し、この回2点を奪う。続く4回裏には、無死1、2塁から7番・井上晴哉選手が右中間スタンドに突き刺さる第1号3ランを放ち、リードを5点に広げた。

 大量援護をもらった石川投手は、5回表に5番・T-岡田選手に今試合初安打を許すと、連打で1死1、2塁のピンチを招く。7番・紅林弘太郎選手を打ち取り2死としたが、8番・太田椋選手に第2号3ランを浴び、2点差に迫られる。さらに7回表には、4番・杉本裕太郎選手の第5号ソロで1点差となった。

 5対4で迎えた7回裏、千葉ロッテは2つの四球で2死1、2塁のチャンスを得ると、6番・レアード選手の2点適時二塁打で貴重な追加点を奪う。3点差の8回表は、唐川侑己投手が1イニングを無失点の好投。9回表は、守護神・益田直也投手が杉本選手に今季初被弾となる第6号ソロを浴びるが、リードを守り切り試合終了。

 千葉ロッテは、5日ぶりの試合を白星で飾った。先発した石川投手は7回100球、5安打1四球2奪三振4失点で今季2勝目。打線は、9安打7得点とチャンスで着実に得点を重ねた。敗れたオリックスは、山岡投手が5回100球、8安打2四死球5奪三振5失点で2勝目は次回登板以降に持ち越し。第5号、第6号を放った杉本選手は、千葉ロッテ戦5本目の本塁打と相性の良さを見せた。 

  123456789 計
オ 000030101 5
ロ 00230020X 7

オ ●山岡泰輔-阿部翔太-山田修義-比嘉幹貴-金田和之
ロ ○石川歩-唐川侑己-S益田直也

文・岡絃哉

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