5月5日、CAR3219フィールドで行われた埼玉西武と楽天のイースタン・リーグ公式戦、第6回戦は5対3で埼玉西武が勝利した。
序盤は両先発が好投を見せる。埼玉西武・ニール投手は持ち前の制球力を活かした投球で、楽天打線に的を絞らせない。一方、楽天・弓削隼人投手も安定感抜群の投球を見せ、こちらも埼玉西武打線を寄せ付けない。
均衡が破れたのは5回表。楽天は、和田恋選手の安打を皮切りに好機を作ると、9番・水上桂選手の2点適時二塁打で先制に成功する。
しかし埼玉西武は6回裏、5番・渡部健人選手に8号2ランが飛び出し、同点に追い付く。さらに7回裏、9番・岸潤一郎選手がレフトスタンドへ突き刺さる2号ソロを放ち、一発攻勢で3対2と勝ち越しに成功した。
そしてリードを得た直後の8回表は、水上由伸投手が3者凡退で抑えると、8回裏には3番・木村文紀選手が3号2ランを放ち、勝負あり。9回表は田村伊知郎投手が1点を失うもリードは守り、試合終了。
勝利した埼玉西武は、ニール投手が7回75球3安打7奪三振1四球2失点と上々の仕上がり。渡部選手がイースタントップをひた走る8号同点弾、岸選手が2号勝ち越し弾、木村選手がダメ押しの3号を放つなど、3本塁打で得点を挙げた。一方、敗れた楽天は弓削投手が7回114球6安打7奪三振1四球3失点の好投を見せた。
123456789 計
楽 000020001 3
西 00000212X 5
楽 ●弓削隼人-津留﨑大成-渡邊佑樹
西 ○ニール-水上由伸-S田村伊知郎
文・岩井惇
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