5月4日に「ライオンズフェスティバルズ2021」限定ユニフォーム発表会を無料ライブ配信! "炎獅子"、"令王"……夏の獅子の戦いを振り返る

パ・リーグ インサイト

2021.4.30(金) 12:00

2019年「令王《レオ》ユニフォーム」発表会の様子(C)SEIBU Lions
2019年「令王《レオ》ユニフォーム」発表会の様子(C)SEIBU Lions

夏の伝説が再び幕を開ける? 5月4日に限定ユニフォームお披露目

 埼玉西武は5月4日(火・祝)のオリックス戦試合終了後、夏の大型シリーズイベント「ライオンズフェスティバルズ2021」の期間限定ユニフォームの発表と選手によるお披露目会の開催を発表した。「パーソル パ・リーグTV」では発表会の無料ライブ配信、VODでの見逃し配信が行われる。

 2016年から始まった「ライオンズフェスティバルズ」は、毎年7月から8月にかけて行われる夏の一大イベント。選手たちは限定ユニフォームを着用し、本拠地・メットライフドームでもさまざまな催しが行われる。これまでも数々の名場面が生まれた「ライオンズフェスティバルズ」。2年ぶりの開催となる2021年は、どんなユニフォームになるのか。球場に行けない人も、ぜひ配信で発表会をご覧いただきたい。


◇「ライオンズフェスティバルズ2021」期間限定ユニフォーム発表会 開催概要
日程:5月4日(火・祝)
時間:オリックス・バファローズ戦(14:00試合開始予定)終了後〜20分程度
場所:メットライフドーム フィールド
内容:「ライオンズフェスティバルズ2021」ユニフォーム発表と選手によるトークショー

※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、観覧はスタンドからのみ
※参加選手は発表会開催時に発表
※実施内容が変更になる場合があります
※詳細はこちら

◇「パーソル パ・リーグTV」配信概要
ライブ配信:試合終了後〜発表会終了まで
VOD配信:5月4日(火・祝)より

※ライブ配信・VODともに無料
※配信はこちら

「炎獅子ユニフォーム」の栗山巧選手と「令王ユニフォーム」の中村剛也選手(C)SEIBU Lions
「炎獅子ユニフォーム」の栗山巧選手と「令王ユニフォーム」の中村剛也選手(C)SEIBU Lions

獅子たちの戦いは夏に負けないアツさ! 過去のユニフォームを振り返る

 ここからは「ライオンズフェスティバルズ」でこれまで着用された過去のユニフォームを振り返ろう。

 2016〜2018年は球団歌「地平を駈ける獅子を見た」の歌詞「空青く、風白く、地は緑、炎の色の獅子を見た」から「エメラルド」「炎獅子《えんじし》」「獅子風流《ししぶる》」のユニフォーム3部作を制作。2019年はチームの象徴である「ライオン」をテーマに、「新時代(令和)においても王者であり続けるように」という願いから「令王《レオ》」ユニフォームが誕生した。

 各年の「ライオンズフェスティバルズ」開催期間中、限定ユニフォーム着用試合の成績は以下の通り。

2016年「エメラルドユニフォーム」28試合:13勝15敗
2017年「炎獅子《えんじし》ユニフォーム」24試合:20勝4敗
2018年「獅子風流《ししぶる》ユニフォーム」21試合:13勝7敗1分
2019年「令王《レオ》ユニフォーム」23試合:13勝10敗


 フェスティバルズ初年度の「エメラルド」は、前半こそ負けが続いたが、後半は5連勝を飾るなど13勝15敗と健闘した。一軍定着を目指していた山川穂高選手が期間中2試合で「おかわり」し、合計7本塁打を記録。8月11日には当時ルーキーの多和田真三郎投手がプロ初完投初完封を飾るなど、若手の活躍も目立った。

 そして、ファンの記憶に最も強く残っているのが2017年の「炎獅子」だろう。フェスティバルズ開催初日から勝利を収めると、投打ともに好調で怒涛の13連勝。さらに最終日の17日、菊池雄星投手が9回無失点の快投を見せると、0対0で迎えた9回裏、2死から代打・栗山巧選手が3ランを放ちサヨナラ勝利で締めくくった。

「炎獅子」の伝説はこれだけではない。2位を狙う終盤の9月には、ユニフォームを再着用。18日の福岡ソフトバンク戦では中盤に一時7点差を付けられるも、延長戦の末に金子侑司選手の劇的なサヨナラ打で14対13の死闘を制するなど、Aクラス同士の2カードで勝ち越しに成功した。この驚異的な勝率で、チームは最終的に2位でペナントレースを完走。4年ぶりのAクラス復帰を果たした。

 その翌年である「獅子風流」は、開幕から首位をひた走るチームを後押し。7月25日、26日には2試合連続のサヨナラ勝利を収めるなど、"獅子おどし打線"の勝負強さで高い勝率を残した。また、8月4日から10日にかけては、中村剛也選手がパ・リーグタイ記録となる6試合連続本塁打を記録。2位・北海道日本ハムを突き放し、リーグ優勝へ勢いを付けた。

 2019年は「令王」。開催初日の7月19日、3点差で迎えた9回裏に金子選手の3ランで同点に追い付くと、延長戦の11回裏に中村選手のプロ通算400号となる一発で決着。頼れるベテランの記念すべきアーチで最高のスタートを切ると、そのまま13勝10敗と勝ち越して一気に2位へ躍り出た。そしてその後も快進撃を続け、リーグ2連覇を達成。「令王」の名の通り、令和元年の王者となった。

 このように、さまざまなドラマが生まれた夏の一大イベント「ライオンズフェスティバルズ」。今年はどんなユニフォームをまとい、どのような戦いを見せてくれるのか。開催に先駆けて発表される限定ユニフォームの発表会は、5月4日(火・祝)試合後に行われる。

文・丹羽海凪

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