【ファーム】弓削隼人、生田目翼が好投でアピール。楽天が息詰まる投手戦を制す

パ・リーグ インサイト

2021.4.28(水) 16:15

楽天イーグルス・弓削隼人投手(C)パーソル パ・リーグTV
楽天イーグルス・弓削隼人投手(C)パーソル パ・リーグTV

 4月28日、ウェルファムフーズ森林どりスタジアム泉で行われた楽天と北海道日本ハムのイースタン・リーグ公式戦、第4回戦は1対0で楽天が勝利。

 試合は両先発の好投が光った。楽天・弓削隼人投手は低めを丁寧に突く投球で3回まで完全投球。4回表に北海道日本ハム・杉谷拳士選手に初安打を許すも、後続を打ち取り6回まで1安打無失点の好投。

 一方、北海道日本ハム・生田目翼投手は、足元に痛烈な打球が直撃するアクシデントがあったものの、要所を締める投球で得点を許さない。3回裏から4イニング連続で3者凡退に切って取るなど、尻上がりの投球を見せ、両者譲らず0対0のまま、6回を終える。

 7回表、弓削投手が1死1、2塁のピンチを0で抑えた楽天はその裏にようやく均衡を破る。死球と敵失で1死1、3塁の好機を作ると、6番・堀内謙伍選手が見事セーフティスクイズを決め、貴重な先制点をノーヒットで奪取した。

 弓削投手は8回表、松本剛選手の安打などで1死2塁となったところで降板。続くピンチは、2番手・津留埼大成投手が切り抜けた。9回表は、鈴木翔天投手が3者凡退で締めて、試合終了。

 勝利した楽天は、先発の弓削投手が8回途中99球3安打2奪三振1四球の好投で一軍昇格に向けてアピール。打線が相手投手の攻略に苦しんだが、セーフティスクイズでもぎ取った1点を守りきった。一方、敗れた北海道日本ハムは、先発の生田目投手が7回89球3安打4奪三振1死球1失点の好投も、打線の援護がなかった。

  123456789 計
日 000000000 0
楽 00000010X 1

日 ●生田目翼-秋吉亮
楽 ○弓削隼人-津留﨑大成-S鈴木翔天

文・岩井惇

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