4月21日の18時から、PayPayドームで福岡ソフトバンクと楽天の第5回戦が行われる。20日の北九州市民球場の試合では、福岡ソフトバンクがシーソーゲームを制し、単独首位に浮上している。

【今季対戦成績】
福岡ソフトバンク→2勝0敗2分
楽天→0勝2敗2分

【福岡ソフトバンク】和田毅投手 3試合1勝1敗 19.1回 17奪三振、防御率2.79
【楽天】則本昂大投手 3試合2勝0敗 19.1回 16奪三振、防御率1.86

　福岡ソフトバンクの先発は和田毅投手。前回登板した14日のオリックス戦では、7回途中無失点の快投で今季初白星をマークしている。今季初対戦となる楽天相手にも、前回同様テンポの良い投球で勝利を呼び込みたい。　打線で期待したいのは、デスパイネ選手。20日の試合では、3安打1打点の活躍で今季初の猛打賞を記録している。復調の気配漂う大砲は、今試合でも痛烈な打球を飛ばせるか。

　一方、楽天の先発は則本昂大投手。前回登板した14日の千葉ロッテ戦では6回1失点の好投も、白星は付かなかった。今季これまで防御率1点台と好調な則本昂投手が、20日の試合で11安打と当たっていた福岡ソフトバンク打線を封じ込められるか。打線では辰己涼介選手に注目。20日の試合では、左腕の笠谷俊介投手から2安打を放つなど、今季ここまで左投手に対しても3割を超える打率を誇っている。今試合でも、同じく左腕の和田投手を攻略し、打線の火付け役となりたい。

文・岩井惇

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