5月3日、ZOZOマリンスタジアムでは千葉ロッテと福岡ソフトバンクの3連戦最終戦が戦われる。2日の第2戦は、福岡ソフトバンクが初回から柳田選手、デスパイネ選手の2ランなどで主導権を握り、そのままカード勝ち越しを決めた。3日は千葉ロッテが意地を見せるか、それとも福岡ソフトバンクが3連勝を決めるか。見どころを見ていきたい。
【今季対戦成績】
千葉ロッテ→0勝3敗、福岡ソフトバンク→3勝0敗
【昨季対戦成績】
千葉ロッテ→7勝、福岡ソフトバンク→18勝
3日、千葉ロッテの先発は涌井投手だ。前回登板の4月26日は、楽天打線を散発2安打に封じ込めて完封勝利を決めた。勢いそのままに今季3勝目をマークしたい。
千葉ロッテ打線では、2日の試合でマルチ安打を記録したルーキー・菅野選手に注目だ。4月30日の北海道日本ハム戦まで7試合連続安打なしと苦しんでいたが、3回裏にバンデンハーク投手、7回裏には今季好調な加治屋投手からそれぞれ安打を放った。ライバルの多い外野の定位置争いの中で生き残るためにも、引き続きアピールが求められる。
一方、福岡ソフトバンクの先発は石川投手。4月12日の今季初先発以降、ローテーションに定着し、防御率はリーグトップタイの1.59を記録している。これまでと同じ投球を続ければ結果は自ずとついてくるだろう。
福岡ソフトバンク打線では、キャプテンの内川選手が2日に2安打を放ち、通算2000本安打の大記録まであと2本と迫った。現在4試合連続安打中と、徐々に本来の打撃を取り戻しつつある内川選手。昨季4本塁打19打点、打率.370と相性の良さを誇った千葉ロッテ戦で、球史にその名を刻むか。注目が集まる。
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