デビュー戦の第1打席で中堅フェンス直撃の二塁打をマーク
北海道日本ハムのドラフト1位ルーキー・清宮幸太郎内野手が2日、本拠地での楽天戦に「6番・DH」で出場。プロ第1打席で楽天・岸から中堅フェンス直撃の二塁打を放った。第2打席と第3打席はチェンジアップに空振り三振に倒れた。チームは岸に3安打完封され、3連敗を喫した。試合後の主な一問一答は次の通り。
――プロ最初の試合を終えて、今の率直な気持ちは?
「チャンスでも回ってきていたので、そういうところで打てていたら今日の試合も変わっていたのかなと悔しい思いがあります」
――第1打席に安打が出たが、どんな気持ちで打席に入ったか?
「最初の打席だったんですけど、そんなに気負うこともなく、平常心でいられたかなと思います」
――手応えは。
「ツーベースかなと思ったので、打球は見ずに走っていました」
――安打が生まれた瞬間の気持ちは?
「たくさん来ていただいたファンの方たちが、本当にすごい地響きのような歓声を上げてくれていたので、それがうれしくて」
2打席連続三振に「次、当たった時の宿題かなと思っています」
――1試合通してファンの声援があった。
「チャンスの時にはすごい力をくれました。またヒットが出ていれば、一番良かったんですけど。これだけのファンがいるからファイターズは強くいられるんだなと思いました」
――今日はお父様も観戦に来ていたが、プロ初安打のボールはどうするか。
「(父に)あげます」
――その後の2打席は岸投手に2三振。どう感じたか。
「岸さんはすばらしかったですし、嶋さんの配球も裏をつかれるような配球で。1打席目打てましたけど、この2打席は次、当たった時の宿題かなと思っています」
――プロ初安打のこの1本はどういう1本になるか?
「ヒット1本出たことは自信にもつながりますし、打てなかったことで課題も見つかったので。ヒット1本出ましたけど、チームが勝つことの大切さも今日の試合でわかったことだったので、次はチームを勝ちに導けるようにやっていけたらなと思います」
――明日以降に向けて。
「出るかわからないですけど、出たらチームのために尽くすだけなので、常に全力で1打席1打席全力でいきたいです」
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