鷹打線がかつての戦友を攻略。福岡ソフトバンクが序盤で主導権を握り快勝。

パ・リーグ インサイト

2018.5.2(水) 21:41

千葉ロッテマリーンズ・大隣憲司投手(C)PLM
千葉ロッテマリーンズ・大隣憲司投手(C)PLM

昨日からZOZOマリンスタジアムで始まった千葉ロッテと福岡ソフトバンクの3連戦。昨夜の初戦では福岡ソフトバンクが内川選手、松田選手のソロで順調に得点し、投げては復帰後初登板を果たした千賀投手が7回1失点で今季初勝利を挙げた。注目の第2戦。千葉ロッテの先発はかつて福岡ソフトバンクでプレーした大隣投手だ。

福岡ソフトバンク時代は2桁勝利を2度達成し、2014年には重要な試合で好投して優勝に貢献するなど一時代を築いた大隣投手。古巣の打線に対し、成長した姿を見せられるだろうか。

一方、福岡ソフトバンクはバンデンハーク投手が先発。前回登板の埼玉西武戦では、来日後自己ワーストとなる6回途中10失点を喫してしまった。昨季は2試合に登板し、防御率0.60と抜群の相性の良さを誇る千葉ロッテ戦で、本来の調子を取り戻せるだろうか。

試合は初回から大味な展開となる。1回表、1死から2番・今宮選手が安打で出塁すると、続く3番・柳田選手が6号2ランを放ち、4番・内川選手の安打を挟んで5番・デスパイネ選手が5号2ラン。一発攻勢でスコアは4対0となり、福岡ソフトバンクがいきなり大きなリードを握る。

2回表も、若鷹打線の勢いは衰えない。先頭の上林選手が右翼線を破る二塁打を放ち、野選でチャンスを広げると、無死から1番・川島選手の犠飛で追加点を挙げる。さらに2死から3番・柳田選手、4番・内川選手が連続適時打。2回表を終了してスコアは7対0と、試合序盤にして福岡ソフトバンクが大量得点を挙げることに成功した。

千葉ロッテは3回裏に1点を返すが、6回表に8番・上林選手のダメ押しのソロでまたもや点差を広げられる。6回裏には3番・中村選手の適時二塁打と5番・鈴木選手の犠飛でスコアを8対3とするが、それ以上の反撃は叶わず。

先発のバンデンハーク投手は6回途中3失点でマウンドを降り、5点リードの福岡ソフトバンクは嘉弥真投手、加治屋投手、二保投手、岡本投手という継投で逃げ切り、8対3で勝利。序盤に奪ったリードが試合を占う結果となった。

記事提供:

パ・リーグ インサイト

この記事をシェア

  • X
  • Facebook
  • LINE