5月2日、18時から札幌ドームで行われる北海道日本ハムと楽天の4回戦。前日1日に試合がなかった両チームは、4月30日にそれぞれ千葉ロッテと埼玉西武に敗北を喫している。連敗中の両軍のどちらが悪い流れから脱出するか。2日の試合の見どころを挙げていく。
【今季対戦成績】
北海道日本ハム→3勝0敗、楽天→0勝3敗
【昨季対戦成績】
北海道日本ハム→9勝、楽天→16勝
2日、北海道日本ハムの予告先発は上沢投手。対する楽天の予告先発は岸投手だ。上沢投手はここまで4試合に先発し2勝、防御率1.69の好成績を残している。一方の岸投手は4試合に先発して1勝1敗、防御率2.48とこちらも好成績。好投手による投げ合いが予想される2日の試合、打線の注目選手を紹介していく。
北海道日本ハムは、3番を任されていた近藤選手が右腓腹筋の筋挫傷と診断され、1日に登録抹消された。そんな打線の起爆剤として期待されるのはドラ1ルーキー・清宮選手だ。
清宮選手は開幕一軍入りこそ逃したが、二軍で4本塁打を放つなど打撃センスを披露、満を持して一軍へ昇格する予定である。1日に一軍へ合流し、2日に昇格する見込みのゴールデンルーキー。初の一軍の舞台でもその打棒を光らせることができるか。
一方、楽天は26試合6勝19敗1分で単独最下位。現在7連敗中だ。この不振から脱却するためにコーチ陣の変更を発表したが、配置転換後初の試合で、変わった姿が見られるか。そんな打線ではウィーラー選手に注目だ。開幕から不振にあえいできたが、30日の試合で2号2ランを放つなど、徐々に状態を上げてきている。この一発を皮切りに、去年のように頼りになる打棒を取り戻してくれることに期待したい。
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