5月1日、ZOZOマリンスタジアムで行われている千葉ロッテと福岡ソフトバンクの一戦。1対0と福岡ソフトバンク1点リードで迎えた4回表、内川選手が2号ソロを放って通算安打数を1996安打とした。

4回表、先頭の内川選手は、千葉ロッテ・石川投手の投じた高めの直球を振り抜いた。打球は高く舞い上がって左翼席に飛び込み、2試合連続となる今季第2号ソロに。打った内川選手はいつも通りダイヤモンドを一周しベンチに戻っていくが、なぜかチームメイトは誰一人立ち上がらずしらっとしたまま。

そして内川選手自身も何事もなかったかのように真顔で着席。しかしその直後、静かだった選手たちが突如喜びを爆発させる。先発の千賀投手も含めて一斉に内川選手のもとへ駆け寄り、もみくちゃになりながら大記録へまた一歩近づいたキャプテンの一発を祝福した。

なお、その後松田選手にも6号ソロが飛び出し、スコアは3対0。試合は福岡ソフトバンクが3点をリードしている。