【ファーム】代打出場のドラ1ルーキー・井上朋也がタイムリー! 尾形崇斗は5回1失点

パ・リーグ インサイト

2021.3.19(金) 16:36

福岡ソフトバンクホークス・井上朋也選手(C)パーソル パ・リーグTV
福岡ソフトバンクホークス・井上朋也選手(C)パーソル パ・リーグTV

 3月19日、タマホームスタジアム筑後で行われた福岡ソフトバンクと阪神のウエスタン・リーグ公式戦第1回戦は、2対4で福岡ソフトバンクが敗戦した。

 福岡ソフトバンクの先発・尾形崇斗投手は、初回から2イニングを3者凡退に抑えるなど、4回まで無安打1四球無失点の快投を披露。しかし5回表、1死から小野寺暖選手、遠藤成選手、長坂拳弥選手の3連打で満塁のピンチを招くと、髙寺望夢選手に押し出し四球を与えて1点を失う。なおも満塁のピンチは続いたが、後続は落ち着いて打ち取り、5回1失点の内容で降板した。

 続く6回表には奥村政稔投手が登板。簡単に2死を取ったが、2安打と四球で満塁のピンチを招くと、長坂拳弥選手に押し出し四球、続く髙寺望夢選手にも押し出し死球を与えて2失点。7回表、8回表は無失点でつないだが、9回表に吉住晴斗投手も押し出し四球で1点を失った。

 一方の打線は、5回まで2安打と阪神の先発・浜地真澄投手を捉えられず。以降も8回まで無得点と苦しんでいたが、9回裏に打線がつながった。1死から三森大貴選手が四球で出塁すると、2死1塁の場面でドラフト1位ルーキー・井上朋也選手が代打で打席へ。フルカウントから低めの球を捉えると、打球は三塁線を破る適時二塁打に。続く代打・渡邉陸選手も適時打を放ち2点を返したが、最後は代打・黒瀬健太選手が空振り三振に倒れて試合終了。

 福岡ソフトバンクは、押し出し四死球で4失点と課題が残る内容に。先発の尾形投手が5回3安打2四球1奪三振1失点の好投、打線では井上選手がデビュー戦で結果を残した。

  123456789 計
神 000012001 4
ソ 000000002 2

神 ○浜地真澄-石井将希-守屋功輝-谷川昌希-伊藤和雄
ソ ●尾形崇斗-奥村政稔-川原弘之-椎野新-吉住晴斗

文・東海林諒平

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