田中将大、国内2695日ぶり勝利! OP戦2度目の登板で5回4安打1失点の好投

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2021.3.14(日) 17:00

楽天・田中将大※写真提供:Full-Count(写真:荒川祐史)
楽天・田中将大※写真提供:Full-Count(写真:荒川祐史)

エラーで失点直後に狙いどおりの併殺「いいところに詰まらせた」

■楽天 3-1 横浜DeNA(オープン戦・14日・静岡)

 楽天の田中将大投手が14日、横浜DeNAとのオープン戦(静岡)で先発マウンドに上がった。オープン戦2度目の登板は5回を投げ、4安打1失点(自責0)。試合は楽天が2回の3得点を守り切り、田中将にとっては、2013年10月27日の巨人との日本シリーズ第2戦以来、国内では“2695日ぶり勝利”となった。

 初回。先頭・桑原の左前打、牧の右前打などで1死一、二塁のピンチを招いたものの、佐野を中飛、宮崎を遊ゴロに打ち取った。2、3回と2イニング連続で3者凡退。4回は先頭・牧の右越え二塁打、佐野の右前打でピンチを招き、自らのエラーで失点。しかし、続く細川を遊ゴロ併殺打、大和を空振り三振に切り捨てた。

「セカンド送球でいいところ投げられてなかったんで、ああいうミスもったいないですけど、そのあとズルズルいかないでスパッと切れたのは良かったと思います」と強調。細川を併殺に仕留めたことにも「いいところに詰まらせることはできたかなと思います」と納得した表情だった。5回65球、3奪三振無四球、4安打1失点(自責0)で、オープン戦の防御率は2.00となった。

 田中将は6日の中日戦で4回6奪三振1四球、3安打2失点。13日の横浜DeNA戦(静岡)が悪天候で中止となり、この日はスライド登板だった。これで実戦マウンドは4度経たことになり「自分の中でテーマに掲げていたことをうまくできたところはあった。まだ完璧ではないですけど、登板ごとに出た課題、自分が感じたことをつぶしていったという状況で、きょうも前回の反省を踏まえた投球で、うまくゲームのマウンドで出せた」と振り返った。

(宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki)

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