6連勝を狙う北海道日本ハム。千葉ロッテは左腕を攻略し、勢いを止められるか

パ・リーグ インサイト

2018.4.29(日) 09:32

北海道日本ハムファイターズ・大田泰示選手(C)PLM
北海道日本ハムファイターズ・大田泰示選手(C)PLM

29日の14時からZOZOマリンスタジアムで行われる千葉ロッテと北海道日本ハムのカード2戦目。昨日の試合は一発攻勢で得点を重ねた北海道日本ハムが5対2で勝利した。ここでは、28日の試合を振り返りながら今日の試合の見どころを挙げていく。

【今季対戦成績】
千葉ロッテ→1勝3敗、北海道日本ハム→3勝1敗
【昨季対戦成績】
千葉ロッテ→10勝、北海道日本ハム15勝

千葉ロッテの予告先発は酒居投手。前回登板の埼玉西武戦では5回途中7失点と大きく崩れてしまった。今季、さらなる飛躍が期待されながらも、防御率6点台と苦しんでいる若き右腕はリベンジをかけた一戦で結果を残せるか。

打線では中村選手に注目すべし。28日の試合でも安打を放ち、連続試合安打を6に。打率.322、リーグトップの10盗塁と井口監督が目指す野球にマッチした好成績でチームに大きく貢献している。昨季までとは一味違う姿を見せている中村選手の打棒に期待したい。

対する北海道日本ハムの予告先発は加藤投手だ。今季はここまで4試合に先発し、防御率4.56と波に乗れずにいるが、前回登板の福岡ソフトバンク戦では6回2失点の好投を披露し、今季初勝利をつかんでいる。昨日までの良い流れに乗り、チームを6連勝に導けるか。

打線からは注目選手として大田選手を挙げたい。28日は唐川投手から2打席連続本塁打を放つ大活躍。徐々に強打の2番として定着しつつあり、ここまでは栗山監督の期待をも上回る活躍と言っていいだろう。1番・西川選手を含めた上位打線で好機を生み出せれば、後続には力強いクリーンアップが控えている。

また、昨日の試合で途中交代した近藤選手の状態が気になるところ。28日の試合で先発出場していたものの、3回裏の守備から交代。これについて球団は2回裏の守備で右足の違和感を訴えたためと発表した。チームをけん引してきたリーディングヒッターの状態もポイントの一つとして挙げておこう。

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