球団ワーストの開幕からのカード初戦連敗を8でストップ
オリックスが近鉄魂を背負った“いてまえ打線"で開幕からのカード初戦連敗を8でストップさせた。28日、京セラドームで行われた福岡ソフトバンク戦を3-1で勝利。5回に大城の今季1号ソロで勝ち越すと、先発の西が7回1失点の好投で2勝目を挙げた。
この試合は「KANSAI CLASSIC 2018」と題しオリックスは近鉄バファローズのビジターユニホーム、福岡ソフトバンクは南海ホークスのビジターユニホームを着用して行われた。
“いてまえ打線"が初回から火を噴いた。先頭の宗が二塁打で出塁すると1死三塁からロメロのタイムリー二塁打で先制。2回に上林の適時打で同点に追いつかれたが、5回に大城が左翼席へ飛び込む1号ソロで勝ち越しに成功。さらに6回は先頭の宗が中越え三塁打を放ち、1死からロメロの中犠飛で追加点を奪った。
先発の西は2回に同点に追いつかれたが、その後は強力福岡ソフトバンク打線に決定打を許さない。2点リードの7回は2死二塁で同点打を浴びた上林を144キロの直球で左飛に抑え無失点に抑え降板。8回を山本、9回は増井が締めた。
西は7回4安打1失点の好投で2勝目。開幕から5試合連続でクオリティースタート(6回以上を自責3点以内)を記録した。2番手で登板した2年目の山本はプロ初ホールドをマーク。
〇5回、決勝の今季1号ソロを放った大城
「バッティングカウントだったので思い切りいきました。打った瞬間ですね。なんとか西さんを援護したいと思っていたので、勝ち越すことができてよかったです」
〇初回先制のタイムリー二塁打を放ったロメロ
「なんとか外野に飛ばそうと思っていたんだけど、バットの芯でしっかり捉えることができた。初回のチャンスで結果を残せてよかったよ」
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