粘りの投球を見せた右腕に栗山監督は「何としても勝たせたかった」
北海道日本ハム有原が粘りの投球で今季2勝目をマークした。28日、ZOZOマリンで行われた千葉ロッテ戦で唐川と投げ合い、7回7安打2失点の好投を見せた。
初回に大田の先制ソロで援護をもらったが、その裏に3連打を浴び同点に追いつかれ、2回にはルーキー藤岡裕に勝ち越しタイムリーを浴びるなど序盤は苦しい展開。それでもその後は要所を抑える投球で得点を許さない。1点リードの6回2死三塁では4番・井上をこの日、最速の154キロのストレートで二ゴロと気迫も見せた。
7回で7安打を浴びながらも2失点と粘投を見せた右腕は「先制点を取ってもらった中で、すぐ点を奪われてしまい、流れを悪くした。得点をとって援護してくれた野手の方に感謝したい」と、打線の援護に感謝した。
栗山監督は「本人としては納得いかない内容だったと思うが、よく我慢した。いい状態じゃなくても、我慢してる感じが凄くあって、何としても勝たせたかった」と、チームを5連勝に導いた投球内容を評価した。
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