瀧中瞭太が2回無失点の好投! 合計8得点の猛攻を見せた楽天が千葉ロッテに勝利

パ・リーグ インサイト

2021.2.13(土) 18:00

東北楽天ゴールデンイーグルス・瀧中瞭太投手(C)パーソル パ・リーグTV
東北楽天ゴールデンイーグルス・瀧中瞭太投手(C)パーソル パ・リーグTV

 2月13日、金武町ベースボールスタジアムで行われた楽天と千葉ロッテの練習試合は、楽天が8対3で勝利した。

 楽天の先発・瀧中瞭太投手は、ストレートとキレのある変化球で千葉ロッテ打線を翻ろう。2イニングを1安打無四球無失点にまとめる安定した投球を見せ、開幕ローテーション入りへ向けてアピールした。

 後を受けた2番手・池田隆英投手も2回1安打無失点の好投を披露。3番手・菅原秀投手が負傷交代するも、4番手・津留埼大成投手が2回2安打無失点の力投を披露し、6回までに与えたヒットはわずか3本と千葉ロッテ打線に隙を与えなかった。

 打線は、3回まで千葉ロッテ投手陣の前に無安打に抑え込まれるも、4回裏に2番手・石崎剛投手を捉える。先頭・辰己涼介選手の三塁打と四球で無死1、3塁のチャンスを作ると、3番・小郷裕哉選手の適時打で先制に成功。その後、4番・和田恋選手、6番・石原彪選手にも適時打が生まれ、この回3点のリードを得る。

 続く5回裏には、4番・和田選手と5番・渡邊佳明選手の連続適時打で3点を追加し、リード6点に広げる。さらに6回裏には2番・田中和基選手の犠飛で1点を奪い、スコアを7対0とする。

 7回表から登板した引地秀一郎投手は無死2、3塁のピンチを迎えるも、2者連続三振を含む好投で後続を打ち取り、この回を無失点で切り抜ける。8回表に、千葉ロッテ・岡大海選手の適時二塁打で3点を失うも、リードは譲らず、試合は終盤へ向かう。8回裏に、6番・石原選手の適時打で1点を追加すると、9回は渡邊佑樹投手が3者凡退に抑えて試合終了。8対3で楽天が勝利した。

 勝利した楽天は打線がつながりを見せ、大量8得点。投手陣も安定した投球でリードを守りきり、石井一久新監督に対外試合初勝利をプレゼントした。一方、敗れた千葉ロッテは、投手陣が振るわず、打線もつながりを欠いた。守備でも、ミスが続くなど課題が多く残った。

  123456789 計
ロ 000000030 3
楽 00033110X 8

ロ 中村稔弥-石崎剛-山本大貴-東妻勇輔-成田翔-南昌輝
楽 瀧中瞭太-池田隆英-菅原秀-津留崎大成-引地秀一郎-渡邊佑樹

文・巴寛道

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