28日から、ZOZOマリンスタジアムで行われる千葉ロッテと北海道日本ハムの3連戦初戦。両チームはこれが今季2度目の顔合わせとなる。ここでは直近の試合結果を振り返りながら28日の見どころを挙げていきたい。
【今季対戦成績】
千葉ロッテ→1勝2敗、北海道日本ハム→2勝1敗
【昨季対戦成績】
千葉ロッテ→10勝、北海道日本ハム15勝
千葉ロッテは26日、楽天の辛島投手を打ちあぐねるものの、先発した涌井投手が完封勝利。カード2連戦で2連勝を飾った。一方の北海道日本ハムは26日、先発のマルティネス投手が8回途中2失点と好投した上に、中軸が仕事を果たしてオリックスに勝利。4連勝を決めた。
千葉ロッテと北海道日本ハムはともに前カードで全勝。波に乗っている両チームが28日にZOZOマリンスタジアムで対決するということになる。予告先発は千葉ロッテが唐川投手、北海道日本ハムが有原投手だ。
唐川投手は前回登板で、5回までパーフェクトな投球を見せながら6回に崩れた。有原投手も前回5回途中7失点と悔しいマウンドに。両右腕はともにリベンジを懸けた一戦になる。
そんな投手陣を援護する打線の中では、千葉ロッテ・中村選手と北海道日本ハム・中田選手に注目。クリーンナップに座る中村選手は現在リーグ5位タイの打率.325。5試合連続安打中で盗塁数もリーグトップを叩き出しており、ブレイクの予感を感じさせる。中田選手は26日の試合でも打点を挙げるなど状態が上向きで、4連勝中と好調のチームを支えてきた。
今季はここまで、ともにBクラスに沈んだ「昨季とは違う」というところを見せている千葉ロッテと北海道日本ハム。まだ4月とはいえ、この時期の借金は必ず重くのしかかる。連勝後の良い流れを継続させるのはどちらになるだろうか。
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